【作品について】
色をつける作品、絵画なんかもそうなのですが下地は基本「白」が多いと思います。画用紙もキャンバスも基本的には白ですね。
やきものは様々なものがありますが、やはり白系の土が多いかもしれません。
私もそうでした。これまでの多くは白系の土か色が濃い土も白化粧(素焼きの前に泥状の白土を表面に塗る)したりして、白地にすることが多かったです。
白地だと絵付けは塗った絵の具に近いイメージで焼き上がることが多いですし、そんなに塗り重ねなくても発色します。
ただ僕は明るい色の発色や組み合わせが好きなので、多色でしかも明るい色を使うことが多いのですが、白地だとどうしても明るい色の映えに限界があると思うのです。
例えば黄色、とてもインパクトがある色ですが、白地だと存在感がさっぱりなんです。
そこで濃い色の土にチャレンジしています。暗い下地に対して明るい色を置いて、そのインパクト、コントラストを生かしたい、光輝く明るい色で対比させたいと思っています。
今回は絵付けは炎です。炎がすごいスピードで飛んでいるのです。
圧倒的に暗い闇の中を圧倒的に明るく強い炎で対比させたかった、イキイキと躍動感やスピード感のある対比にしたかったのです。
「炎」が表現するものは見る人それぞれです。愛、怒り、希望・・・。
【土】
黒陶という黒土と上貫入という白土をブレンドしました。
黒陶は何とも言えない風格というか強さ、艶がある本当に美しい黒土で初めて焼き上がった時からその美しさに魅了されました。
ただ黒の力が強過ぎて普通に絵付けすれば圧倒的な黒に撥ねつけられてしまって、どんな色も中途半端な汚れのようになってしまいます。
上貫入はキメが細かく本当に美しい土です。焼き上がりは真っ白なツルッとした表面になり、上品な風合いになります。
この2つを混ぜたらどうなるかと思ったのですが、やはり黒陶の圧勝でした。グレーに寄るわけでもなく黒です。
ただ多少、黒が柔らかくなって親しみやすい暖かい黒になったと思います。
【絵付け】
デザインについては上述のとおりです。
これでもか、これでもか、と何度も何度も色を塗り重ねてようやく黒に対峙できる明るさになったと思います。
艶があって圧倒的に深い黒とその闇を破る炎の対比を楽しんでいただきたいです。
【釉薬】
絵付けとすると、その絵を釉薬が消すと意味がないので「透明釉」という釉薬を掛けます。
最近の私の作品はもれなく絵付けをしていますので、すべて透明釉を掛けた作品になってます。
【お使いいただくイメージ】
以外に普段使いのお皿にとてもいいと思います。
このデザインですから温かいものがいいですね。
大切な方への贈り物にもいかがでしょうか。
またアートっぽく、皿立てに立てていただきリビングなどのアクセントに使っていただくのもいいかと思います。
【作品について】
色をつける作品、絵画なんかもそうなのですが下地は基本「白」が多いと思います。画用紙もキャンバスも基本的には白ですね。
やきものは様々なものがありますが、やはり白系の土が多いかもしれません。
私もそうでした。これまでの多くは白系の土か色が濃い土も白化粧(素焼きの前に泥状の白土を表面に塗る)したりして、白地にすることが多かったです。
白地だと絵付けは塗った絵の具に近いイメージで焼き上がることが多いですし、そんなに塗り重ねなくても発色します。
ただ僕は明るい色の発色や組み合わせが好きなので、多色でしかも明るい色を使うことが多いのですが、白地だとどうしても明るい色の映えに限界があると思うのです。
例えば黄色、とてもインパクトがある色ですが、白地だと存在感がさっぱりなんです。
そこで濃い色の土にチャレンジしています。暗い下地に対して明るい色を置いて、そのインパクト、コントラストを生かしたい、光輝く明るい色で対比させたいと思っています。
今回は絵付けは炎です。炎がすごいスピードで飛んでいるのです。
圧倒的に暗い闇の中を圧倒的に明るく強い炎で対比させたかった、イキイキと躍動感やスピード感のある対比にしたかったのです。
「炎」が表現するものは見る人それぞれです。愛、怒り、希望・・・。
【土】
黒陶という黒土と上貫入という白土をブレンドしました。
黒陶は何とも言えない風格というか強さ、艶がある本当に美しい黒土で初めて焼き上がった時からその美しさに魅了されました。
ただ黒の力が強過ぎて普通に絵付けすれば圧倒的な黒に撥ねつけられてしまって、どんな色も中途半端な汚れのようになってしまいます。
上貫入はキメが細かく本当に美しい土です。焼き上がりは真っ白なツルッとした表面になり、上品な風合いになります。
この2つを混ぜたらどうなるかと思ったのですが、やはり黒陶の圧勝でした。グレーに寄るわけでもなく黒です。
ただ多少、黒が柔らかくなって親しみやすい暖かい黒になったと思います。
【絵付け】
デザインについては上述のとおりです。
これでもか、これでもか、と何度も何度も色を塗り重ねてようやく黒に対峙できる明るさになったと思います。
艶があって圧倒的に深い黒とその闇を破る炎の対比を楽しんでいただきたいです。
【釉薬】
絵付けとすると、その絵を釉薬が消すと意味がないので「透明釉」という釉薬を掛けます。
最近の私の作品はもれなく絵付けをしていますので、すべて透明釉を掛けた作品になってます。
【お使いいただくイメージ】
以外に普段使いのお皿にとてもいいと思います。
このデザインですから温かいものがいいですね。
大切な方への贈り物にもいかがでしょうか。
またアートっぽく、皿立てに立てていただきリビングなどのアクセントに使っていただくのもいいかと思います。