原画「エキナセア」アクリル画

「エキナセア」を描いたアクリル画です。 エキナセアとは日本名ムラサキバレンソウと呼ばれる花で、花期は夏から晩秋にあたる頃、花芯と下を向く花びらが特徴的な個性的で最近人気のある花です。 また、花言葉は「優しさ」「深い愛」など、プレゼントにも合う素敵な花なのでぜひキレイな状態を絵にして欲しいという声もあり作品にしました。 もともとはS3サイズの大きさのキャンバスに描いた作品ですが、もう少し小さくて、価格的に抑えたものが欲しいというご要望をいただいたので、水彩紙にアクリル絵の具で描いた作品です。 キャンバス作品より小さい「水彩紙」に描いたとはいえ、下地にはリキテックスの胡粉ジェッソをローラーで凹凸表現をし、その上にアクリル絵の具で着彩してあります。 ※胡粉ジェッソとは日本画材料として古来から使われる胡（貝殻のの粉）の入った白色地塗り剤。 光を当て斜めから見ると、画面に波打つ凹凸があるのがわかります。 これは私の作品の特徴で、この凹凸があることで平面な作品に動きが感じられます。 この凹凸を作るのには、胡粉ジェッソでなくてもさまざまなメディウムを使ってできますが、様々な方法を試した結果、美しい波打つ凹凸の表現はこの「リキテックス胡粉ジェッソにかなうものはありませんでした。 サイズを小さくして価格的に抑えても、技法等は全く手を抜かずに制作しました。 そして「300g/m2」という厚めの水彩用紙に描き、額縁に入れてあります。 仕上げ剤はホルベインの「サテンバーニッシュ」特徴は半ツヤです。 グロスバーニッシュというツヤツヤにする仕上げ剤もありますが、この作品にはピカピカしすぎない落ち着いた半ツヤの「サテンバーニッシュ」が合います。 同じ作品を何枚か描くこともありますが、肉筆で描いたものですので全く同じものはこの世になく、一点ものです。 時間かけ丁寧に描いた肉筆の作品ですが、少しでもたくさんの方に直に手に取っていただきたて、こちらに作品登録しました。 サイズ及び仕様 ・額縁サイズ17cm×17cm ・絵サイズ12cm×12cm 樹脂製の額縁で作品とガラスの密着や摩擦を保護するため、また作品に立体感をもたせるようにマット紙を挟んであります。 額縁の裏には、自立できるように足がついます。また壁にかけることも出来るように額縁の上部に三角金具を取り付けてあります。