私と洋裁との出会いについて少しお話しさせていただきます。
かなり昔のことですが、ある悲しい出来事があって、なにかうちこめることはないかと、職業別電話帳(今や死語?!)で探した近くの洋裁教室に電話をしたのが始まりです。
先生は洋装店(注文を受けてお洋服を作る)を経営されていたかたで、とてもおしゃれ。お稽古に行く度に、いつも違う素敵な自作のドレスで迎えて下さいました。
3~4人でのグループレッスンが2時間あり、最後はお茶とお菓子で一休みしながらの楽しいおしゃべりタイム。
「先生のいれて下さったお茶はどうしてこんなに美味しいのかしら」と生徒同士で話していたのも懐かしい思い出です。お茶の入れ方も一流でした。
一番最初の授業は、用意してきた白い木綿の生地を使って、ボタンの付け方やまつり縫い、千鳥ぐけ、ボタンホール等の部分縫いのレッスン。(現物の画像をアップしました)
そしてその後は、基本のセミタイトスカートと衿なしのシンプルなブラウスが終わったら、後は自由に自分の作りたいものを先生と相談しながら作るという流れです。
その後も先生とのご縁は20年近く続きます。先生は既に故人となられましたが、本当に色々なことを教えていただきました。
この続きはまた後日綴らせていただきます。
最後までお読みいただき有難うございました。