先生のお洋服作りは、オーダー服を扱っていらしただけあって、緻密で丁寧そのもの。必要な箇所にはしつけ(本縫いの前にしつけ糸でする仮押さえ)をきちんとするよう教えていただきました。
時短しようとしてしつけを手抜きすると、必ず失敗して、ミシン糸をほどく手間、縫い直す手間がかかって(ストレスもプラスで)結局余計に時間がかかってしまいます。
いまだに時々そんなチョンボをやらかす私です(;´д`)トホホ。
何事によらずしつけ(躾)って大切ですよね。
7年後、先生が教室をやめられるまで、授業以外にも、お料理を持参しあってパーティーをしたり、皆でランチやカラオケに出掛けたりと、先生を中心に和気あいあいの楽しい洋裁教室でした。
その後も私は家が近かったこともあり、分からないことを聞きに伺ったり、たまにご一緒にお出掛けしたりと、先生とのご縁は続きました。
画像の指ぬきは先生が使っていらしたのをお願いしていただいたものです(何か上達しそうな気がしてw)。
今では形見となってしまいましたが、使う度に恩師に感謝の気持ちでいっぱいになります。
最後までお読みいただき有難うございました。