紙のめぐみさんで2013年に初めて個展をしました。
『もしもぞうにのれたなら』等、線画や言葉のない絵本のような一枚絵をたくさん並べた展覧会でした。
同じ頃、インテリアパネルのような作品を作り始めました。
今回抽象画ができたなぁと思いましたので、個展への想いと共にレターでそっとお知らせします。
minneさんでは星空の絵を取り上げていただく機会が多かったので、もしかしたら他のタイプの絵をご存じない方のほうが多いかもしれません。
ターコイズブルーも好きな一方で、Greenという幅広い緑色をそのままシリーズにした絵が、私の中で定番化していました。
きれいでライトな緑色系、エメラルドグリーン、アップルグリーンから重くてシックな緑色の深緑系まで、たくさん緑のグラデーションが存在していて、一生分の絵を描く時間を使っても自然界のグラデーションのグリーンは表現しきれなさそうです。
そんな中、素敵な紙に出会いまして、こちらのGreenは土佐金和紙を使用しています。
パリっとしていて気持ちのいい紙です。薄くて軽く見えるのだけれど繊維が絡まっています。
何枚も描かせていただきたいなぁと思ってしまう不思議な魅力を秘めた紙です。
今後も継続して使い続けていきたいと思っています。
これまで童話やメルヘンな絵や淡い色で可愛らしい作品が多かったので、イメージ変わるかもしれませんが、渋かっこいい作品もたまに作っています。
もうすぐこの紙の絵も、2022年5月31日から始まる個展でお披露目できるので楽しみにしています。
今回は、線画、和紙の作品、絵本の世界を一度にご覧いただけるように、広めの会場にしました。
近々ご案内させてください。