どの駄菓子屋にもあるかどうかはわからなかったけど、一番描きたかったのは「アイスのショーケース」
そして、同時に思い出すのは「缶の桃ネクター」
私が小学生の頃は、田舎ということもあり、たばこ屋さんも駄菓子屋さんも、まだぽつぽつとありました。
その中で一番思い出深く残っているお店は、小学生の頃に通った駄菓子屋ではなく、高校の部活の帰り道に友人と立ち寄っていた小売店です。
私と友人は、バス停がある道に面した表門ではなく、裏門から帰っていたため、帰り道にあったのは小さな小売店だけでした。
そこで男子は店前にあったショーケースでアイスを買い、私と友人は「桃ネクター」を買っていました。
夏に飲むキンキンに冷えた缶の桃ネクター、美味かったよ!
缶は、ペットボトルと違って手に持った瞬間から冷たくて、中身もすごく冷えてるんですよ。
今はちょっとカロリーとか気にしちゃって飲まないけど、腹ぺこ高校生だったから一気飲みでしたよ(^^)
桃ネクター、ちょっとウィキペディア見てみたら……
ネクター は、果実をすり潰して作られるソフトドリンクで、一般的な清涼飲料水とは異なり、非常に濃厚な味わいを持つ飲料である。日本では森永製菓の商標であったが、同社が業界発展のために商標運営を社団法人日本果汁協会に一任、今日では森永製菓以外のメーカーからも同種の製品が発売されている。(ウィキペディア抜粋)
と書かれてました。そうか……私もいろいろあったけど、ネクターもいろいろあったのね……。
朱色の缶を牛革に描いても、誰もネクターとは思わないし不自然にもなるので、さすがに桃ネクターは描きこんでいません(^_^;)
その代わり、私も何度か食べたアイスのショーケースを大きなポイントとして描き入れました。
お財布の裏は、みんな一度は育てたであろう朝顔です。