私事ですが、このたび日本メディカルアロマテラピー協会の「ペットセルフケア講師」の資格を認定されました♡
持っている資格はペットですが、もちろんペットに仕えて人間に使えないものはありません。
「アロマ」というものにどんな印象をお持ちでしょうか?
「デュフューザーでお部屋に好きな香りを漂わせる」
「アロマトリートメント・・・マッサージに使うもの」
「柔軟仕上げ剤にアロマってなってるから、衣類にニオイをつけるもの」
「好きな香りで作るルームコロン」
などなど、人それぞれの印象がおありかと思います^^
これらのアロマ・・・つまり今日本で主流になってるアロマは
「イギリス式のアロマテラピー」なんですね。
つまり、治療ではなく、癒しやリラクゼーションが重視されたアロマテラピーという事になります。
これに対して「メディカルアロマ」は【治療】を重視した
「フランス式」のメディカルアロマテラピーになります。
全てレシピを立てるときに
「どんな作用がこの症状には必要なのか?」
「その作用がある成分はなんなのか?」
「その成分を多く含んでいる精油は何か?」
っていう方程式のもと、レシピが組み立てられてるんですね^^
よく、「アロマ 虫よけスプレー」などを検索すると
レシピなどが出てきますが、これは正直言って根拠が曖昧の虫よけスプレーになります。
ラベンダー・レモングラス・ゼラニウム・ペパーミント・シトロネラ等々が使用する精油で出てきますが、どれも蚊除けには残念ながらなりません。
なぜなら、蚊除けになる成分が無い・・・あるいは含有量が少なすぎる。
全て、成分を見ていきますので、上記の事がハッキリと言えます^^
私たちのメディカルアロマでの虫よけスプレーはユーカリレモンという精油のみで作ります。
ユーカリレモンには【シトロネラール】という成分が80%以上含有されています。
このシトロネラールという成分のニオイを蚊・ノミ・ダニが嫌うので寄ってこないのです♪
よく、イギリス式のアロマテラピーだと「好きな香りをプラス」とかがあるのですが、これは有り得ないのです^^;
だって、ユーカリレモンのシトロネラールという成分のニオイが嫌いだから
蚊が寄ってこないのに、何か他のニオイを足してしまったらニオイが変わってしまって、蚊が除けなくなっちゃう・・・
ですよね~(^^)
次に、「基材」もイギリス式とメディカルのフランス式では違いがあります。
イギリス式のアロマテラピーでは
まず、スプレーや化粧水などを作る時に「エタノール」を乳化剤として使用する事が多いです。
この「エタノール」当協会では絶対に使いません。
「エタノール」はエステル化といって、全ての成分の作用を変えてしまって、まろやかにします♪
「まろやか」はいいのですが、成分が変わってしまっては意味ないですものね。。
なので、どんな成分のものを使ってもエタノールを入れる事でエステル化させてしまうので成分を重視しているメディカルアロマでは使わないのです。
今後、アロマ教室とか行って、レシピに「エタノール」が入っていたら・・・「癒し」重視なんだね^^とわかりますね♪
あと、水と精油だけ!で作ってる所もありました。
これは、「水と油」決して混ざらないので、そのまま肌につけては
原液でつけてる事と同じになってしまって、トラブルの原因になりかねません。
こういう作り方をしてる所もメディカルではありません。注意してくださいね^^