Honey-Woolで扱うウールについて

　ウールは、羊の毛を刈り取って作られる天然繊維です。世界には約3000種もの羊がいて、どの種の羊でも、羊の毛であればウールと呼ばれます。 羊毛フェルト用として、主に製品化されている羊毛は、毛質が丈夫で絨毯などに適しているロムニー種、編み物の毛糸に使われやすいコリデール種、高級衣料品に用いられるメリノ種です。 　Honey-Woolで扱う羊毛は、繊維が細くて柔らかい高品質なメリノ種のウールです。 一定した品質を守るため、毛質を厳選し、国内で製品化しているハマナカの羊毛を使用し、制作しています。 　なかでも、メリノ100％のソリッドは、滑らかでかつコシがあるため、主にロングの被毛や植毛に使い、作品に艶をもたせています。 メリノと英国羊毛がブレンドされたナチュラルブレンドは、まとまりやすく、表面がしっかりと綺麗に仕上がるので、形を形成したり、短毛動物の被毛の表現に使用しています。英国羊毛とは、イギリスの山岳地帯で育った羊の毛から作られていて、崇高性が高く、弾力性があります。２種がブレンドされた羊毛だからこそのナチュラルな仕上がりが生まれます。 　Honey-Woolの作品は、羊毛の自然な温かみを生かすため、表現に適した羊毛を選び素材としています。 原料となる毛を提供してくれている世界の羊さんに、大変感謝しております。