【2025年から2026年へ】年末年始のご挨拶

【2025年から2026年へ】年末年始のご挨拶

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お正月の支度が少しずつ整っていく頃、みなさまへお便りを書きたくなりました。 あっという間の一年でした。 花に触れながら過ごした日々の中で、贈り物を選んでくださった方々のお顔や、その場面が思い浮かべながら、年の瀬に、そっと手紙を綴っています。 今年の私は、少しだけ“実験の年”でした。 かすみ草ぱちぱちをはじめ、いつもの商品をもう一度よく見直して、手を入れて、作り方を変えて、失敗もして。せっかくならと思い切って、いろいろなプリザーブドフラワーを自作してみようと頑張った一年でもあります。 中でも、いちばん成果を感じられたのが、かすみ草でした。 ふっくら柔らかくて、色抜けが少ない。触れるとふわりと空気を抱くような、そんなかすみ草が作れるようになってきて、自分でも「あらまぁ、とっても綺麗」と、思わず声をかけたくなる瞬間が何度もありました。 👵花は黙っているのに、こちらの工夫にはちゃんと応えてくれるんですね。 そして今年も、私の作ったリースを手に取ってくださったお客様が、たくさんいらっしゃいました。 お婿さんが、結婚式のご両親への返礼品に。 お友達へのお祝いに。 お仕事関係で、事務所の飾り付けに。 ひとつひとつのご用途を伺うたび、私はリースを作っているのに、実は“気持ちの橋渡し”をさせてもらっているんだなぁと、胸があたたかくなりました。 忘れられないお話もあります。 ある方が「九十四歳の母に贈りたいんです。誕生日は一週間後なんですけど」と言ってくださって、私は思わず、材料の都合を気にしてしまったのですが、そしたら「もしお花の調達が難しければ来年でもいいですよ」と、さらり。 こちらが慌てているのを、ふわっと包むような言葉で、二人で笑い合ってしまいました。 👵なんだか、とてもおめでたい時間でした。 気持ちがほんわり暖かくなるような色合いのリースをお届けしました。 👵年齢を重ねるほど、贈り物って“物”よりも“気持ち”が主役になるのかもしれませんね。そのお手伝いができて私は幸せです。 今年は、お客様の大切に思う方へ、思いを届けるお手伝いができた。 それを実感できた一年でした。 レビューやご感想、応援のお言葉も、本当にありがとうございます。 ひとつひとつが嬉しくて、読んでは「よし、もう一度がんばろう」と、手を動かす力になっています。 私はあたたかい言葉があると、手元が少し器用になる気がするんです。 まだまだ作りたいリースが山ほどあります。 触れていないアイディアも、棚の上で順番待ちをしています。 花合わせも、色の出し方も、もっと良くしたい。 来年も、静かにコツコツ、でも時々おもしろい実験もしながら、手を動かしていこうと思っています。 気がつけば、もうすぐ三年目。 小さなお店ではありますが、これからも精進してまいりますので、どうぞ変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。 今年も本当にありがとうございました。 みなさまの2026年が、花の香りのようにやさしく、笑い声が時々ぱちぱちと弾ける、そんな一年になりますように。 どうぞ良いお年をお迎えください。 感謝をこめて。 Iromizu3

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ドライフラワー作家

Iromizu 3
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