新型コロナウイルスは、SARS Ⅱウイルスが正式名称らしく、SARSといえば以前に流行った「重症呼吸器症候群」です。
風邪のウイルスはだいたい上気道(のど)に付着しますが、今回のウイルスは上気道よりもうちょっと奥まで侵入することが
でき、またそこでの浸潤もちょっと強いらしいです。なのでちょっと「重い」呼吸器の症候群に分類されます。
ウイルスの殻の上にある突起が、ワクチンの認識部位なのですが、新型コロナはインフルエンザよりもこの部分の
安定性が少し高いそうなので、ワクチンの開発がちょっとしやすいのではないか、ということです。
ウイルスの殻の中には、RNAが入っていて、これが情報として宿主にもたらされます。