パラコードはナイロン製の軽量な紐で、芯となる数本の糸を
ぐるっと囲んだ編み地でカバーした作りとなっています。
パラコードという名前は、第2次世界大戦中に米軍が
パラシュートの吊り下げ紐として使われていたことに由来しています。
軽くて丈夫なパラコードは、パラシュート部隊の兵士たちは
地上においても様々な用途に使っていました。
パラコードは軍関係だけではなく、やがて民間でも活用されるように
なりました。
最初は、元軍人が広め、ハンターやサバイバルゲームの愛好者たちが、
パラシュートコードを使ったアクセサリーなどを作るようになりました。
ほどけば丈夫なロープの代用としても使えるパラシュートコード。
テントやタープの張り綱に使うサバイバルツールのほかに、
おしゃれなブレスレットやキーリング、キーホルダーなど
アクセサリーを作って楽しむこともできます。