作品に込めた思い

作品に込めた思い

こんにちは、kinkan3939です。 今回は、作品に込めた思いについて、お話ししようと思います。 と言っても、そんなに大層なものではないのですが。 この2年ほどで、コロナウイルスと戦う日常が、すっかり当たり前となりました。 自分も周りも、楽しみにしていた出来事はなくなることが多く、ストレス発散の機会も限られ、いろんなことに気を遣う日々。 そこだけにとどまらず、「命の危機」にさらされているんだという、じわじわとした、あるいははっきりとした実感。 心の底には心配や恐怖からくるどんよりとしたものがよどんだまま。 そんな中、マスク不足から、手作りの布マスクをつけて仕事していた時の事。 「そのマスク、すてきね!」と、お客様からお声を掛けて頂きました。 しばらく、装着感や作り方の話しが弾み、その後そのお客様はおんなじ生地を手に入れて下さり、 「私もこれでマスクを作ります!」とにっこり伝えて下さったのです。 小さなことではあるのですが、こんな状況の中、自分が作ったもので楽しい時間が生まれ、お相手を少しでも楽しい気持ちにできたのかもしれないことが、本当に嬉しかった。 この経験が原点となり、 「日常にちょっとでも楽しさをプラスできますように」 という思いを込めて、作品開発、制作に取り組んでいます。 特に専門学校などで学んだことはなく、まだまだ未熟ではありますが、 この思いだけは忘れず、作品を作り続けて行きたいと思っています。

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