ディップアートの特性について ~作る時に気を付けていること

はじめまして 『光と風をまえるアクセサリーLA-FOUR ラフロル』のくーと申します アメリカンフラワーの技法でアクセサリーを作っています アメリカンフラアワーはディップアートとも呼ばれ、ワイヤーで形成した枠にディップ液を浸して薄い膜を張って花びらや葉をつくる手法です 1.形成について ボリュームのある立体的な造形が自由に作れます 身に着けたときにふんわりした風を感じられるように花びら一枚一枚の角度やはねに変化をつけています 2.色味について ディップアートの一番の魅力は透明感です ワイヤーに浸すという製法のため偶然が美しい陰影を作り出すこともあります アクセサリーを作るときは実用性を考えて、透明度はあっても髪の色に負けずに引き立つような色味を選んでいます 不透明なカラーのお花もベタに単色にならないよう、どこか抜け感のある色味を目指しています 3.強度について ディップアートの弱点は強度です ワイヤーと薄い皮膜でできているのでさほど強くない力でも歪み、潰れたらもとに戻りません 壊れるのが心配で、ディップアクセサリー作家の中では多分最大級に極太のワイヤーを使っています 腱鞘炎になるくらいのヤツです 結構な太さなので、花の根元に処理しきれないワイヤーがはみ出してしまっていることもあります 太いとかさばるのです 花びら部分なども強化液で強度を増していますが、それでも心配なので、お手元に作品が届きましたら、優しめに取り扱ってくださいませ 4.サイズ感について 通販でお買い物をすると、「思ったより小さかった!」ってがっかりしたこと、ありますよね このサイトのポートレイトの女の子の頭は人間より小さいので、作品は大きめに写っています ただ、実際に髪にかざしてみると、立体感と質感もあるので、華やかさで目を引き、そんなに小さい感じはしないのかもしれないと思います とにかくやっぱり、大きさは、写真ではわかりづらい所ではあります ちょっと変わったきれいなお花だなと思っていただけましたら、それがディップアートの特性なのだと思います 独特の存在感を感じていただければ幸いです

レターの感想をリアクションで伝えよう!

ワイヤーアクセサリー作家

LA-FLOR266'S GALLERY
作品を見る