時々初見の方から「印刷ですか?」と質問されますが、絵柄物は全て手描きで絵付けをしています!
絵の具はその時々で配合が変わったり、水分の多少で濃淡も異なります。
私は一本一本が「唯一無二の存在であって欲しい」と思うから、わざと塗り方や色味を少し変えたりして個体差をつけているのです。その方が刺激になって、毎回を丁寧に作業できます。
とはいえ、目指すゴール(仕上がり)はほぼ同じを心がけています。「写真と全然違う!」…なんて悲しいことは起こってほしくありませんので😊
時間と手間の掛かりますが、私の師匠は手描きならではの温かさや驚きを大事にしていたので、この先もずっと作っていきたいと思います。
印刷では表現できない部分や、和紙の風合いをお楽しみ頂ければ幸いです❗️
絵付けができる和傘職人はそう多くはないので、自分の持ち味として画力も磨いていきたいものです…!