郷土の人と事業・百人百話NO.1より (一部要約)
【真珠!それは永遠の光を放つ幸福と健康のシンボルである】
西村真珠養殖場は、大正3年、西村昇乃充によって創立された。
創立者昇乃充は真珠生産に燃えるような情熱を注いだ人であった。
昭和40年ごろには従業員600名を超え県下業界の一方の旗頭として躍進を遂げている。
また、封建的な業界の雇用条件を率先して改善し、従業員の福利厚生をはかった。
完備した社員住宅、社員の研修旅行などまず従業員の生活の安定をはかり、のちに新入社員の技術的な養成指導を行い、さらに研修旅行などによって社員の仕事に対する意欲や体験を自発的に誘導せしめている。
真珠!それは永遠の光を放つ幸福と健康のシンボルである。
素の真珠を生み出す人々もまた健康で幸福であるべきであろう。西村真珠の経営者としての思想こそ、又美しい光を放つものである。