初めましてこんにちはkinacerateと申します。
minneのレターという機能について、初めて知りましたので今更ながら書いてみます。笑
本日は、作品についての更新ではなく私についてのお話ですがよろしければご一読ください。
ハンドメイドというと、良くも悪くもその作品には温かさが残ります。
私はそのハンドメイドのあたたかさというものが好きです。ですが、嫌いな部分もあります。
1つ1つ作者の気持ちが入って作られる反面、やはりどこか不恰好になってしまうのです。
これはいくら丁寧に作っていても生まれてしまうハンドメイドの唯一の欠点であり愛しい部分でもあるかと思います。
はるか昔、minneではシューズペイントを行い受注で販売していました。
本当に若い学生時代のお話です。それこそハンドメイドの欠点であり愛しい部分を全面に出した活動の仕方でした。
ですが、そこから成長していく過程で私は物作りにデジタルを取り入れるようになりました。
”デジタルファブリケーション”と呼ばれていますね。
きっかけは、レザーの作品を作るときにどれだけ丁寧に仕上げても完全な等間隔で縫い目が作れないことに気持ち悪さを感じたことです。笑
本当に性格だと思いますが、ぴっちり・きっちり・綺麗になっているものが好きで、もの作りにおいてもそれが気になって気になって仕方なかったのです。
こうして、私は普段の仕事もデジタルファブリケーションに携わるようになり、今ではアクリルと革加工のプロとして活動をしています。
そして今の仕事を始めるようになった直後、私の10年以上の付き合いの友達が結婚することになります。
その時に彼らの結婚式のアイテムを初めて全てプロデュースしました。(デザイン業はほぼ未経験でしたがこれがスタート。笑)
二人の人生のテーマを聞いて、どんな式にしたいのか、どんなイメージで色で香りの式なのか・・・いろんな話をして、二人のために、二人の脳内を具現化するお仕事はとても楽しくて、その時に私は誰かのための幸せな日を一緒に作れる人になりたいと思い今のサービスを本格的にスタートさせました。
長くなりましたが、私が今に至るまでのお話とどんな思いでウェディングのアイテムを作っているかということを共有させていただきます。
さて、こんな私なので、顔が見えないWeb上のサービスでもお互いのイメージのすり合わせは丁寧に行って、一緒に作っていくことをテーマとしています。
オーダーいただいた方の気持ちがしっかり作品にのせられるようにこれからも取り組んでまいります。
まだまだ駆け出しの作家ではありますが、作品の正確さ・綺麗さ・一緒にものを作っているという気持ちの面はどこの作家さんにも劣ることはありません。
是非、あなたのことをお待ちしております。