シルバーアクセサリーや真鍮アクセサリーは、使用頻度が増すと変色や黒ずみが目立つようになります。しかし、適切なお手入れを行えば、いつまでも輝きを取り戻すことができます。アクセサリーのお手入れをして長く大切に使っていきましょう。
目次
- アクセサリーが黒ずみや変色を起こす原因
- 黒ずみや変色を防ぐ方法
- 定期的に行うお手入れ方法
- 保管について
◆ アクセサリーが黒ずみや変色を起こす原因
アクセサリーの黒ずみや変色はどうして起こるのかご存じでしょうか。一番の原因は「硫化」にあるといわれています。硫化とは硫黄成分に反応してアクセサリーが黒く変化すること。硫黄は汗、皮脂にも混ざっているため、普段使っているだけでも変色がおこってしまうのです。
◆ 黒ずみや変色を防ぐ方法
- 真鍮アクセサリーの場合
汗や皮脂汚れは黒ずみの原因となるため、着用後は乾いた柔らかい布で表面の汚れをふき取るようにしてください。特に、指紋や皮脂汚れが付きやすいチェーン部分は念入りに拭いてください。
日焼け止めやハンドクリームなどの化粧品・汗に触れると、アクセサリーが腐食を防ぐため、酸化皮膜を作る場合がございます。膜が肌につき、黒く汚れてしまった場合は、肌とアクセサリーを洗剤で洗い、水分をしっかりとふき取ってください。 日頃から日焼け止めやハンドクリームを使用される方は、アクセサリーの肌に触れる部分にマニキュアを塗ると上記の現象を防ぐことができます。
- ステンレスアクセサリーの場合
ステンレスは黒ずみや変色が起こりにくい金属ですが、汗や皮脂汚れは黒ずみの原因となるため、着用後は乾いた柔らかい布で表面の汚れをふき取るようにしてください。特に、指紋や皮脂汚れが付きやすいチェーン部分は念入りに拭いてください。
- シルバーアクセサリーの場合
汗や皮脂汚れは黒ずみの原因となるため、着用後は乾いた柔らかい布で表面の汚れをふき取るようにしてください。特に、指紋や皮脂汚れが付きやすいチェーン部分は念入りに拭いてください。
シルバーアクセサリーは硫黄に触れると黒ずみやくすみが生じますので、温泉やパーマ液等、硫黄が含まれるものに触れないようご注意ください。また、長期間ゴムや合成ゴムの上に置かないようにしてください。
- メッキを施したアクセサリーの場合
着用後は乾いた柔らかい布で表面の汚れをふき取るようにしてください。特に、指紋や皮脂汚れが付きやすいチェーン部分は念入りに拭いてください。
水道水やプール、海水などに触れないようご注意ください。化粧品や香水、洗剤などの化学物質はメッキの劣化を早める可能性があるため、着用箇所には使用を控えてください。
◆ 定期的に行うお手入れ方法
長い間使用していると、乾いた布では取り切れない汚れが蓄積されたり、輝きがなくなり曇り始めてきます。 これを防ぐためにも、定期的にジュエリークリーナーや研磨剤を使って磨くようにしましょう。研磨剤を使う際は、製品に記載されている指示に従ってください。
ジュエリークリーナー
https://minne.com/items/21733356
◆ 保管について
シルバーアクセサリーや真鍮アクセサリーは、空気中に含まれる硫黄分でも硫化します。そのためアクセサリーはひとつずつケースやチャック付き袋に入れたり、布でくるむようにしましょう。ジュエリークリーナーは包む布としても最適です。 アクセサリーは湿気が少なく、直射日光の当たらない場所で保管してください。