タロットとルーンストーンを組み合わせたオリジナルタロットカード、
「幸せの猫のアミュレットタロットカード」
を一枚づつ紹介✨
ルーンストーンは占いとして用いられただけでなく、文字そのものに魔力のような力が宿っている、とされていて、石や木などに刻みつけてお守り(アミュレット)のように持っていた、
と言われています。
2番 女教皇×ラーグ
女教皇(女司祭)は、
女性が司祭になることは許されていなかった為、
実際は存在していませんでした。
形ないもの、見えないもの、
それはこの「女教皇」の意味そのままです。
全ての存在の源は、
形ないところから生まれます。
形もなく、触れることも出来ない、
なんだかよくわからない無限の空間は、
何もないように見えて全てがあるところです。
女教皇はそんな闇の中から、ふっ、と訪れる
言い様のない感覚、インスピレーションのような存在です。
説明しようのない感覚、
なんの裏付けもないけど、
なんか知ってる、
という捉えどころのない感覚ですが、
これをキャッチすることから形あるものが生まれてきます。
このささやかな感覚を無視しないこと、
取るに足らない、と捨て去ってしまわないことが大事です。
「ラーグ」は「水」を表すルーン文字です。
水は感情や想像力の象徴であり、
それらはまた形あるものを生み出す源泉です。
女教皇の背後に拡がるのは尽きることのない水。
無限の叡智、無限の創造性を表します。
この無限の水は自分の中にあり、
普段は意識出来ない部分です。
そして女教皇がその自分の中の「水」世界への窓口になってくれます。