アレルキャッチャーが好きな訳

私がこの『アレルキャッチャー』を使い始めたのは７年ほど前です。 我が子はアレルギー体質で、ハウスダスト、動物、植物アレルギー等々数値も高く、年中気をつけて生活しなければなりません。 生後３ヶ月頃母乳に含まれる成分で多数の食物アレルギーを発症し、乳児湿疹のようなアトピー性皮膚炎のような症状(当時は判断がつかないと言われました)で顔がただれ、全身に湿疹ができ、本当に痛々しくて傍にいる私も辛く、何とか楽にしてあげられないかと試行錯誤する中でこの生地と出会いました。 アレルキャッチャーには、ダニ・花粉・ペット・カビのアレル物質を吸着分解、さらに黄色ブドウ球菌など雑菌の抑制する効果があるそうです。 皮膚炎の悪化に黄色ブドウ球菌が関係しているとの研究結果も耳にしたことがありますので、これは嬉しいですね。 当時、肌着、スタイやミトンなどの小物、寝具までいろいろと作り、とても役立ったものもありますのでまたご紹介できればと思っています。 私もアレルギー体質＆敏感肌なのでこちらの生地で作ったマスクを愛用していますが、長時間つけていてもチクチク痛痒くなることがありません。肌触りがとても良いところがお気に入りです。 難点は生地の色が濃いグリーンなこと… 淡い色の表生地だとグリーンが透けて見えます。 生成りや暖色系の淡い色とは相性があまりよくないので、濃い色や寒色系の色との組み合わせがおすすめです。 また、本来はグリーン面を肌面に使用することを推奨されていますが、やはり毎日使うにあたり見た目の可愛さも捨てがたい(>_<) グリーン面の裏側は当ショップメインで使用している綿１００％ニットと同じ織り方の綿１００％ニットなので、私はいつもこちらを肌面にしています。 ちなみに、グリーン面はモダールというブナ木材を原料とした合成繊維です。なめらかな肌触りに加え、吸湿性と放湿性に優れています。 当ショップのマスクもどちら面にするか悩んだのですが、いつものスタイルでいくことにしました。 ただ、アトピー性皮膚炎等で肌荒れに悩んでいる方であれば、グリーン面を肌面にした方が効果があるかもしれません。 また、お化粧がついても目立ちにくい、淡い表生地の時に透けにくいというメリットもあります。 グリーン面でお作りすることもできますので、ご購入時の備考欄かメッセージで『アレルギー対応生地裏表変更』とお知らせください。 なお、こちらの生地は製造過程でソーピング（無害な石鹸での洗い）のみの加工で、 漂白加工を行わないため、綿花のかすが所々についています。 一見すると茶色いゴミやシミ汚れのように見えてしまうかもしれません。 販売元に相談したところ、『アレルキャッチャーの効果が薄れてしまうため強い漂白洗浄ができない』とのことでした。 綿花かすは洗濯するたびに少しずつ取れていきます。体に害のあるものでは無く、肌に優しい生地であることをご理解いただけますと幸いです。 最後に、お子様のアレルギーやアトピーで悩んでいる方へ… 我が家でも子供が赤ちゃんや幼児の頃は食べられるものは限られていたし、肌はステロイドが欠かせない状態で、このまま良くならないんじゃないかと本当に心配しました。でも病院で少しずつ食べる練習をしたり、成長して体力がついてくる中で、体調に波はあるものの「なんかちょっと調子がよいかも」な日が徐々に増えていきました。 ７歳の今、まだ少し除去食はありますが、学校給食をみんなと一緒に食べています。肌も軽いアトピー症状はありますが、子供が自分で保湿クリームを塗ったりして上手く付き合っています。だから、「きっと、きっと、よくなる！！」と信じて過ごして欲しいなと思います。 ケセラセラ、ケセラセラ(*^_^*)