ピンクハウス50周年記念に思う
僕がグループ企業のデザイナーになった時に代官山ヒルサイドでよく金子功さんを見かけた、MA-1を着て野球帽をかぶり、忙しそうに歩いていた。(いや半分走っていた)金子さんのシンプルな装いとは反対に、デコラティブなピンクハウスの洋服は個性が強く、僕にとってはヨーロッパの絵本に出てくるおとぎの国に登場するキャストの衣装の様に思えた。ただし一つひとつのディティールは細かい所まで本気で作り込んでいるので安っぽいコスプレ衣装みたいにならず、ファッションとして完成度が高いのがファン(顧客)の心を掴んで離さないのだろうと思った。そして今後のピンクハウスがどうやって生きていくのか楽しみに思う今日の記念展だった。
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