今まで編みぐるみを作るときはあまり何も考えずにどの動物も同じ、丸い頭・体・手足・しっぽ‥という感じでとてもシンプルに作ったものばかりでした。
でもある年の年末、新年(当時うし)の年賀状用に干支の編みぐるみを編んでみようかなとふと思い立って、どうすればうしらしいフォルムになってそれでいてかわいい♡と思えるものが編めるのかと、編み方や糸替えなど試行錯誤しながら作ったのが今の編みぐるみの原点となるうしさんでした。
こういう形、模様にするにはどうすればいいか、などいろいろ考えながら編むという作業がとてもおもしろかったので、うしを作ったあとすぐに、いぬ・ねこ・うさぎ・くまなど、夢中になって一気に編み図を完成させたのでした。
それぞれの動物らしいフォルムを限られた目数の中で表現するのはとても難しいけれど、でもとても楽しい。
それぞれの編みぐるみの顔の形などみんな少しずつ違うので、そういうところも見てもらえたらなと思います。