サンタのロニーだよ。 きょうは、おくりもの の お・は・な・し。
~かみさま の おくりもの~
『パンドラの箱』って知ってるかな?
あの箱ネ、ほんとは・・・・
かみさまは、最初っから”あるもの”しか入れなかったんだヨ。
パンドラが箱を地上に持っていくと、
地上にいた、悪意や、憎しみ、妬み、悲しみ、苦しみなんかが、
箱の中にいる”あるもの”を自分たちのなかまに引きずり込もうと、
次から次へと箱のなかに入り込んでいったんだ。
ある日、パンドラは、かみさまの約束を破ってまでも
「助けなきゃ。 救わなきゃ。」
「開けなくちゃいけない!」
そう、思ったんだネ。
開けてみてビックリ!
箱のなかは、悪意や憎しみでぎっしり、うじゃうじゃ。
それでも、彼女はひるまず
箱の奥にいる”あるもの”を助けだしたんだ。
それが、”希望”。
かみさまはきっと、
「かみさまのことばより大切なことがある。」
ってことを伝えたかったんじゃないかナ。
それから
おんなの人は、希望を生み続けるようになったんだって。
だから、”希望”は誰もが受け継いでいるんだヨ。
きみは、信じる?
希望は、誰かに救われた証として残るもの。
それがあるから、人は生きていける。
人だけじゃない。
道端の花でさえ、虫や風の公助がなければ咲けないんだよ。
広い宇宙の見渡しても、これほど共生を望んでる星はない。
そんな共生を望むこの星で生きてる生き物は、
みんな公助で生きている。