天然石の適正を聞かれることはよくあったりする、質問が10件あれば確実に2~3件ほどはあるだろう。果たして適正価格というものを知っている人は何人いるだろうか、そして私たちは義務教育ですでに全員学んでいる。ここで昔の復習をしよう。
(〃・ω・ノ)ノ
そもそも適正価格とは、需要と供給によって反比例する市場価格のことである。ぶっちゃけるとここに集約される。
ヾ( ๑´д`๑)ツ
ではどうして安い天然石と高い天然石が存在するのだろうか?そして同じ石の種類なのにどうしてここまで価格が違うのだろうか?そう思った人もいるだろう、そしてその回答の集約は上記の1文で事前回答を行っている。
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内容を事案を用いて砕いてわかりやすく説明をしよう。
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1.その昔ヨーグルトは天皇の食べるものであり庶民は食べる事が出来なかった。時代が変わりメーカーの企業努力により、庶民にも食べれるほどに”供給”が激増し、”消費量”を完全に賄えるほどに至る。結果として個人でもお手軽に買えるヨーグルトが存在し、作られる分量が限られる高いヨーグルトなどと同時に存在する。
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2.高級外車やブランドバックやブランド服は、”供給調整や生産制限”を行うことにより、供給を極端に少なくすることで希少価値や値崩れをすることを防止し、その付加価値を高める。では過剰供給をすればどうなるか?それは庶民的な値段になるだろう、ただ単に供給を減らせば供給と需要の反比例で値段が上がるのだから。
( ´›ω‹`)
3.ダイヤモンドはどうして値段が高いか、それは純粋に”生産可能量”が少ないことによる所に起因している。生産を増やそうとしても限りがあるものは、常に価格は高いのである。しかし地球の地下深くにはダイヤモンドの地層が存在していることが明らかとなっているが、採掘する技術がないために”供給量”は変わらずに値崩れはしていない。私はダイヤモンド素材を多用するために値崩れ希望。
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Ex.私の工房製のルースは高いのか安いのか。これは高くもあるし、安くもあるという結果になる。”石の種類としては高い”のは”供給量が限られるもの”であることにより、この手作りの作品はメーカーによる自動の大量生産ではないため、カボションやオーバルや規格名のあるファセットカット宝石よりも単価が高くなる。反面で”需要と供給からすると安い”と言いう側面もある、主に”需要と供給”により市場価格が存在する”値段”という性質からした場合、”手作りでオーバルやカボションや規格品以外の商品”というのは非常に数が少ない。その結果からすると、アメリカの手作りルースの原価が安いものでも30ドル前後したり、ヨーロッパやアメリカのいいものは300ドルもすることから、私の工房の作品はアベレージ・平均的であり安くもあることになる。
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私は加工する術も提供し、高いと思った人には加工を推奨していたりする。どんなことにも共通して言えることが、高いと思ったら自分で作ることが可能なものであり、そうした人は数少なくない。みんなは自由に選べるという事である。選べるものを選ばないのは自分の未来を狭めることになり、貴方は選択肢があることだろう。
(๑ゝω╹๑)