革製品の匂いをついつい嗅いでしまうクセ。
革製品が好きな人なら心当たりがあるのでは?
もちろん、 それは新品の時や使い始めてまだ日が浅い時。
実は、あれは革そのものの匂いではないんです。
革を鞣す(なめす)時に使用する天然植物由来のタンニン剤の匂いなんです。
図書館や大きい書店に行くと紙に使われているパルプやインクの匂いで落ち着くのと同じ効果かも知れません。
ちなみに、その革に使われているタンニン(渋)は何の植物かと言うと、ミモザ、チェスナット(栗)、ケブラチョの樹皮から抽出したタンニンを使っているんです。
私たちは本能的に、人間の身体に良いか悪いか分かっているんだなとつくづく思います。
でも、鼻に近づけすぎて鼻の脂が革についてしまわないようにくれぐれも気をつけて下さい笑