「刺繍糸1本で編む」とは

＊はじめに レターを書くきっかけは旦那に作業工程ををみるまで 「刺繍糸1本で編む」ことが どこまで細かい作業か想像できず、 商品価値が分かってなかったと言われたことです。 お客様にも、より作品を理解していただきたいと思い 今回のレターを書こうと思いました(^^) ✳︎1本で編むこと 6本の束の刺繍糸を1本にほどいています。 始まりは、刺繍糸2.3本で編む作品を 勘違いから1本で編んだことでした°_°; より小さくて可愛らしい作品になるため、 1本で編むことが楽しくなってしまいました。 ちいさな作品になって物足りない！と感じる お客様もいるかもしれませんが、 0.6mmのレース針を一般的な縫い針の穴🪡 と同じくらいもしくはそれより小さい穴に 糸を通して編んでいます。 編み目が細かくなりより繊細な作品になります。 編み物を知っている方にプレゼントすると 衝撃と感動されることが多いです。 編む様子を動画にしました。ぜひご覧ください。 https://www.instagram.com/reel/Cefx-NnK2HP/?igshid=YmMyMTA2M2Y= ＊刺繍糸を選んだ理由 一般的に編まれるレース糸より 仕上がりがふんわり優しい雰囲気になります。 糸は、裂けやすく滑りにくく扱いにくいですが、 カラーバリエーションが豊富なため お客様には、作品で表現される個性も お楽しみいただきたいと思っています。 ✳︎制作時間について 1輪の花のブローチを作るのに1日8時間作り続けて 1つ完成することのほうが少ないです。 花と葉を作り茎を作る、糊付け、金具を付ける… という工程を踏んでいます。 繊細な編み目を1つ1つ丁寧に確認しながら 編ませていただいています。 ✳︎さいごに 実は私自身、小中学生の頃からたまに毛糸で 編み物をしていたのですが、2018年頃SNSにて 刺繍糸で作られたチューリップをみて あまりの可愛さに衝撃を受けました。 仕事があったため新しいことを始めれず ようやく産休に入り始められた次第です。 商品には決してお安くはない 価格をつけさせていただいております。 自分へのちょっとしたご褒美、 今までとは少し違う贈り物に選んでいただき 1人でも多くの人方に作品に触れて欲しいと思い 日々作品づくりをしています。 中にはブローチとして作っている作品を アクセサリーとしてでなく観賞用としても ご購入いただいておりますよ。 おしゃれは人に活気を与えます。 皆様の生活を豊かにするために より可憐な花をお届けできたらと思います。 Mt.ico