屋号の『ongen』は二つの言葉の読みから採りました。
一つは『音源』。
遠くの方で、近くのどこかで、何か楽しみの音がする。
私の作るものたちを見てくれる方々にとって、
わ、また何か楽しいことをやっているのね、
と思ってもらえる作家でありたい。
また、楽しんでもらえるような活動をしていたい。
そういう思いを『音源』という言葉に託しました。
もう一つは『温源』。
作った作品それぞれに温度を宿らせたい。
色が暖色なのか、寒色なのか。
触感が柔らかいのか、硬いのか。
モチーフが直線的なのか、曲線的なのか。
またはそれぞれ組み合わせたら・・・?
作り出した作品が全てが同じ印象・温度になるより、
それぞれ異なる温度を感じてもらえる作品作りがしたい。
そんな作家になりたいという願いを『温源』に込めました。