ポタジェガーデンのレイアウト例をアップで見てみます。
自然に近いように野菜コーナーと草花を隙間を空けず植付け、群生した野草風のメドゥガーデンのようして、自由でナチュラルな仕立てとしています。
周辺のまわりの庭づくりは高木や宿根草の半日陰の雑木の庭です
野菜コーナーに戻ると
野菜の植え付け場所を少し盛土したレイズドベッドにし野菜と草花の範囲を分けています。
収穫しやすさも考えて、人が近付く場所は空けています。
それでいて草花と野菜のつながりも感じられるように配置します。
■キュウリとラベンダーデンタータのコーナー
キュウリの植付けでは、小道と芝生からキュウリ苗に近づきます。
木の支柱を三角に立て、網を張りキュウリの蔓を這わせます。
その裏にはラベンダー・デンタータを植付けイングリッシュガーデンっぽくしています。
ほんのりラベンダーの香りもします。
■トマトとリナリア・パープレアのコーナー
トマトエリアでは木枠の中に支柱を立てて育てます。空いたところにハーブも小さく植えました。
トマトの前にはカボチャがあります。這い性で地上10センチくらいなので、収穫の邪魔になりません。
カボチャはあまり土の栄養を必要とせず、水分も雨だけでも育つので肥沃でない固めの土の場所に植えています。
トマトの後ろには草丈のあるリナリア・パープレアで背景となり、他のエリアとの視覚的な『区切り』にも利用しています。
トマトの赤い実と後ろの薄紫色の花の取り合わせがキャッチーです。
収穫しやすいように入り口には空間を空けています。
潅水もその場所からしやすくもなります。