五角のレザーカップスリーブ “小人の散歩”

栃木レザーの贅沢なカップスリーブ。サイズは一般的に販売されている紙コップ用です。 まるで小人が散歩しているような小さなスニーカーがチャームポイントです。 ぷちスニーカーのつま先や踵の３分の１ほどを本体に縫うことでリアルな歩行感が実現しました。 アイデアを思いついたときから楽しくて、ワクワクくすくすしながら楽しく作りました。 なんだか良いことありそうなティー・コーヒータイムになると思いませんか。 １～２枚目の写真で使用例をご確認いただけます。 ・１枚目はスターバックスのショート。 ・２枚目の左はセブンカフェのレギュラー。 ・右はは市販の２０５mlサイズ（７オンスコップ）の紙コップ。 個性的な外見は、５枚の革をベースボールステッチでつないだものです。ステッチは全て手縫いです。 取っ手は約８ミリの厚みがあるので、手にしたときにしっかりした安定感があり、熱いお湯で淹れたコーヒーや紅茶でも楽に持つことができます。 個人的に毎日紙コップを使うのですが、使いやすさと楽しい見た目を兼ね備えたスリーブが欲しくて作りました。アトリエ用に作ったものですが、お客様にコーヒーを出す際に使ったところ「欲しい」と仰って頂けたのをきっかけに販売することにいたしました。 生成りのヌメ革は吸水力が高い素材です。 飲み物をこぼした場合には、柔らかいスポンジなどでそのパーツ全体に優しく水を染み込ませて乾かすとシミが目立たなくなります。 もし乾いた後で気付いた場合は、無理に落とそうとして擦ったりしない方が綺麗なままお使い頂けます。エイジングにより少しずつ目立たなくなってゆきます。 革用のオイルやクリームは基本的には要りません。手の平のわずかな油分が浸透するだけで十分です。カラカラに乾燥した場合には、デリケートクリームを薄くお使い下さいませ。 素朴な見た目とやわらかな手触り、そして長い月日をかけて飴色に変わっていくエイジングをお楽しみいただければ幸いです。 いつものコーヒータイムに、上質の革と手仕事を尽くしたスリーブはいかがでしょうか。 【栃木レザーとは】 生きていた証である毛穴や血筋（血管）もそのままに、鼻を近づけるとかすかに香ばしいかおりがします。 牛革本来の自然な魅力を伝える「栃木レザー」は、栃木レザー株式会社（栃木県栃木市）によって “皮” から “革” へ鞣（なめ）された牛革です。 有害な薬品を使わず、ミモザ樹皮から抽出されたタンニンを用いたフルベジタブルタンニン鞣（なめ）しのヌメ革。1937年の創業時から受け継がれた20プロセスに及ぶ手間を掛けて鞣（なめ）された最高級の牛革です。 革本来の魅力である肌目の「栃木レザー」は、国内だけでなく海外の一流アパレルメーカーからも高く評価されています。 【栃木レザーの証、赤タグについて】 赤タグは100％「栃木レザー」で制作した作品にしかつけることが許されません。 “Your Side Door” では3000円以上の作品に「栃木レザー」の証である「赤タグ」をお付けしておりますが、全ての作品は「栃木レザー」を使用しております。 同じ栃木県に所在するものとして、誇りをもって100％「栃木レザー」で制作しております。 【仕様】 ・素材：牛革（栃木レザー、生成りのヌメ革） ・糸：麻 ・サイズ：７オンスカップ用 ・重量：約24.4グラム