水うちわ（藤とツバメ）と飾り台

現在はエアコンの時代でうちわは殆ど使われなくなりましたが、水うちわはエコとおしゃれな インテリアとして最近人気です 昔は長良川の鵜飼見物の時浴衣姿で水うちわを手に船べりからうちわを水面につけて仰ぎ涼感をたのしんだそうですなんと風流な光景でしょうか 水うちわを濡らしちょっとオーデコロンを振りかけて仰ぐとほのかな香りとさわやかな風が優雅のひとときを演出してくれます 竹骨のうちわを使います 雁皮紙（非常に薄い和紙）現在ではこの雁皮紙を漉くのに特別な技術が必要ですが経験豊かな職人さんも減りまた需要も少なくなりましたので貴重な和紙です 雁皮紙に絵を描き竹骨に表（絵）裏（無地）２枚貼りあわせます乾燥させてから天然ニス（透明感を出すためと水分を保留できる）を透明感が出るまで２回ほど塗ります 薄い和紙で縁取りをして完成です 飾り台 材質はタモ材の手作りです 組み立て式で収納の時は三つにばらせるので便利です この飾り台は夫が作ってくれました