保多織コーヒーフィルター

2024年9月に開催されるパリコレに 私のお洋服も出品させていただきます。 パリコレに向けて作品制作の時間が必要なため 今ご注文いただいたお洋服・雑貨は 2024年12月以降の納品となります。 こちらの都合で大変申し訳ありません... どうぞご了承ください。 たくさんの作品の中から、こちらの作品をご覧いただき誠にありがとうございます。 coffee＆bar「半空」さんの協力をいただき、香川の伝統工芸品である保多織を使った新しいフィルターを作りました。 【保多織とは】 　江戸時代から伝わる香川の伝統工芸品。平織の変形で、通気性、吸水性に優れた綿100％の織物です。 縦糸と横糸を１本ずつ交差させる平織りに対して、保多織は３回平織りで打ち込んで、４本目を浮かせる織り方です。 　そして織りあがった美しいワッフル状の凹凸は、一見ざっくりしているようですが、とてもしっかりとしているという特徴があります。 【保多織フィルターができるまで】 　ある日、半空で珈琲を飲みながら「保多織を使って洋服を作っているんですが、何か新しいものを作りたいんです・・」と相談をしていました。 そしてマスターの岡田さんが言いました。 「保多織で珈琲のフィルター作れんかな？」 　後日、試作を作って岡田さんに渡し、保多織フィルターでコーヒーを抽出するコツや、強度のテストをお願いしました。約半年間ほど改良品を作ってはテストを繰り返しました。 　糸の太さや、カーブの具合、生地の厚さ、使いやすさを追求する等、試行錯誤を重ね、今のフィルターが仕上がりました。お好みのコーヒーをいれて、心地の良い時間をお過ごし下さい。 【保多織フィルターの保管方法と特性】 新品から使用する前には３分くらいの煮沸を行ないます。使用後はコーヒーをよくすすぎ、水に浸し乾かないようにし、冷蔵庫で保管します。再度使用する前にはもういちど水ですすぎ、よく絞ります。 保多織のフィルターを使ってうまく抽出できると、ギュッと甘みが濃縮され、なおかつ嫌味のないスリムな味を作れます。コーヒー豆はこの半空ブレンドのような中深煎りの豆を使用すると甘みが出やすいです。 一回の抽出で4〜5杯入ります。 約200回程、使用可能です。 ※コーヒーの抽出方法を書いた紙も一緒にお送りいたします。 サイズ／ 枠を通す円周　約31cm 深さ　約12cm Instagram: @boutique._.june