女の子が歩いていると、とつぜん、くろくて大きなクマがとびだしてきました。
『お前をあたまからかじって食べてやるぞ!』
クマは腹ペコなのか、よだれをダラダラ垂らしながら言いました。
女の子は、こわくてガタガタ震えて一目散に逃げ出しそうになりましたが、そんな時おばあちゃんの言葉を思い出しました。
『この森のクマはとってもやさしいのよ。昔はよく、いっしょに散歩したり、お茶をしたり、料理を作ったりしたものよ』
『ねぇ、そんなのより肉まんいっしょに食べようよ!』
それは、おばあちゃんといっしょにつくった巨大肉まんでした。
クマは、女の子が差し出した肉まんを受けとると、大口をあけてかぶりつきました。
すると、なんだかなつかしくて、おいしくて、涙がぼろぼろ出てきました。
女の子も、いっしょに肉まんを食べました。
顔くらいある肉まんだったのに、二人はあっというまに食べてしまいました。
クマは、まだ腹ペコは腹ペコでしたが、なんだってあんなにおこっていたのかわからないほど落ち着いた気持ちになっていました。
『こんなにうまい食べ物はひさしぶりだ』
『ねぇ。クマさん。私たちのこと食べないって約束してくれたら、私のおばあちゃんちに連れてってあげてもいいよ?』
***
クマと女の子のブローチです。
肉まんは蒸した方が絶対おいしいです。
ストラップにもできます。
材質 プラバン
女の子が歩いていると、とつぜん、くろくて大きなクマがとびだしてきました。
『お前をあたまからかじって食べてやるぞ!』
クマは腹ペコなのか、よだれをダラダラ垂らしながら言いました。
女の子は、こわくてガタガタ震えて一目散に逃げ出しそうになりましたが、そんな時おばあちゃんの言葉を思い出しました。
『この森のクマはとってもやさしいのよ。昔はよく、いっしょに散歩したり、お茶をしたり、料理を作ったりしたものよ』
『ねぇ、そんなのより肉まんいっしょに食べようよ!』
それは、おばあちゃんといっしょにつくった巨大肉まんでした。
クマは、女の子が差し出した肉まんを受けとると、大口をあけてかぶりつきました。
すると、なんだかなつかしくて、おいしくて、涙がぼろぼろ出てきました。
女の子も、いっしょに肉まんを食べました。
顔くらいある肉まんだったのに、二人はあっというまに食べてしまいました。
クマは、まだ腹ペコは腹ペコでしたが、なんだってあんなにおこっていたのかわからないほど落ち着いた気持ちになっていました。
『こんなにうまい食べ物はひさしぶりだ』
『ねぇ。クマさん。私たちのこと食べないって約束してくれたら、私のおばあちゃんちに連れてってあげてもいいよ?』
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クマと女の子のブローチです。
肉まんは蒸した方が絶対おいしいです。
ストラップにもできます。
材質 プラバン