ネコジャラシのオブジェ

野草、雑草の代表？エノコログサ（ネコジャラシ）の穂は緑から黄色く枯れても風になびいて美しい。どこにでもある草なのだが、その穂をお花炭（そのものを炭化させる）にしてみました。脆く、儚く、そして美しい。その真っ黒な穂をそのままに樹脂で固めています。樹脂はポリエステル2液性。下の方は濃い紫色の半透明、そこに穂を置き、透明樹脂で固めています。大まかに型どりして、削りだしています。曲線のあるオブジェとして磨き上げています。 苦労話としては触れれば崩れる細い穂の一本一本をそのままに樹脂で固めるのはかなり大変です。気泡が入ったり、穂が壊れたりさせないように、そっとそっと固めていきます。 手作り一点ものです。同じのは作れないですね。