真珠の耳飾りのキリン　世界の名画シリーズ

暗闇に浮かび上がる、凛とした横顔のキリン。 どこか遠くを見つめて物思いに耽っている…ような何も考えてないような…。 無表情のキリンは鑑賞する側の気分に合わせて、微笑んでいるように見えたり怒っているように見えたりするだろう。 この絵画のモデルは、作者のマメメールの妻とも娘とも言われているが、真相は不明である。 作者は「青と黄色の組み合わせが好きだったから」という安易な動機から着想を得たとだけ、のちに述懐している。 穏やかでユーモラスな表情がキュートなキリンで作品を作りたいと思い、羊毛フェルトをシートフェルトに刺しつけて作成しました。 ターバンの青とボディの黄色の組み合わせがとても鮮やかで存在感のある一品となりました。 耳飾りはインドのアンティークビーズを使用し、古き良き雰囲気を出しました。 背景は濃いネイビーで、黒い写真立てに入れてもどこか柔らかい雰囲気になります。 見た人が「ねぇねぇこれ見てよ！」と誰かに言いたくなるような、 会話のきっかけになったらいいなと思い、みんなが知っている名画を題材とした作品です。