柱時計 ※ピアス/イヤリング

Procyon March(プロキヲンマーチ)のお店にお越しいただき、ありがとうございます✨ こちらにご用意いたしましたのは、喫茶店「蜜蜂」に置いてある、古く美しい『柱時計』の耳飾りでございます。 ムーンチャイルド･シティーの、中央ターミナルからほど近い路地を入った所にある、喫茶店「蜜蜂」。 もう何十年とここに佇んでいます。 街の人から愛され続ける、古きよき喫茶店です。 店の扉をくぐると、正面カウンターの左の柱に大きな柱時計が掛けられているのが見えます。 元々この喫茶店に時計はありませんでした。時間を忘れて喫茶を楽しんでもらうためです。 そんなある日、美術商を営む馴染みの老紳士から譲り受けたのをきっかけに、店主が飾ったのがこの大きなアンティークの柱時計でした。 店に通う人々は、すぐにこの時計が好きになりました。 美しい装飾の施された、金色の振り子にももちろん魅了されました。 でも、一定のリズムを刻む振り子や秒針の音が、誰のものでもない時を刻んでいる、誰のものでもないのに、誰にでも寄り添っているようなこの穏やかな寝息のような音を好きになりました。 ------------------------------------------ 深い深い 寝息のような音をたてながら 美しい黄金の振り子が 一定のリズムを刻んでゆく ここでは 誰のものでもない時が 少しずつ 前へ前へと足を進める 取るに足らない私の1日の なんでもない時間 そんな時間が 私をうまく軌道修正する ------------------------------------------ 【作品説明】 レジンとレジン用着色料を使用した作品です。 古い柱時計をイメージして制作しました。 深い茶色や紫、萌葱色などをランダムに着色し、パールグレージュやゴールドを流しました。 アンティーク感を出すために深く落ち着いた色合いに、少し豪華な装飾のようなパールで色付けました。 光の中で舞う埃さえもキラキラと輝かせる美しさを、ホログラムのラメを散らして表現しました。 また、ゴールドの透かしプレートを付け、装飾が施された金の振り子をイメージしました。 これは揺れるタイプではありません。 不規則に揺れるものよりも、止まっているかのようにゆっくり穏やかな振り子を想像したからです。 レジンパーツの大きさは12mmと15mm。 透かしプレートはどちらに付けるものも12mmです。 少し大人っぽさのある、柱時計のアンティーク感を味わっていただけたら嬉しいです。