シルク数珠入れ　紫地に花　②

正絹の着物地からのリメイクです。未使用の訪問着で状態がよく、地模様が織り出してあるきれいな紫の染めとたくさんの花が多色で染め出してあり、金泥で装飾されています。紫地の部分は見る角度によって柄が浮き出して見え、凝った織り地で高級感があります。蓋を開けたら、表側より華やかな内側が見えるのも、慎ましやかかと思います。 表地からつながった内布で縫い目は目立たないポケット内部になっています。内側のことで見えませんが、二重の芯を全体に入れて張りを持たせながら、柔らかさもキープしています。 お数珠は仏式の葬儀や法事にかかせないものですが、単にそれだけではなく持つ人の厄除けやお守りの意味もあると言いますから、大切になさるためにも、数珠入れにお入れになってはいかがでしょう？ 房がよれたり癖が付くのも防げます。