枇杷の葉染のソフトカバー単行本ブックカバー

【商品について】 枇杷の葉で約2週間ほどかけて 草木染したヌメ革で作る 四六判サイズ(128mm×188mm)の ソフトカバータイプの単行本が入る ブックカバーです。 糸は枇杷の葉っぱで草木染をした 優しい茶色の麻糸を蝋引きしたもので 時間をかけて手縫いしています。 340ページまでのソフトカバーの単行本 四六判サイズ(128mm×188mm)が収納可能です。 (340ページ=厚み2.5センチです。) 大きな鍋でコトコトと染料を数時間煮出し、 できた染料液で約2週間ほどかけて少しずつ 革に色を染めています。 【つくりについて】 皮革：植物タンニン鞣し 牛革 縫製：総手縫い コバ：手磨き サイズ：約縦20㎝×横31㎝ 色：枇杷の葉染 茶色系 重さ: 約90g 動物の皮を使っているので商品によって多少の誤差があります。 【商品について作者からのメッセージ】 シンプルな革のブックカバーです。 こだわりのポイントは ・カバー本体の重量感 ・持ち心地 ・シンプルなデザイン 手で持って読書する際にカバーが 必要以上に重いと手首にストレスがかかり、 読書に集中できなくなります。 カバーに必要な重さには、 ・本を守るための厚み ・読書の際に手にかかる重力感の少なさ の2点のバランスが必要です。 上記の点を解決するために、 “重すぎず軽すぎず”に漉き加工 した革を使って制作しています。 また持ち心地も一枚の革のみで両端を 折り込んで作るブックカバーもありますが、 革でその作り方をすると両手で持った時に、 どんなに綺麗に両端を折り込んでも、 手で持ち続けると両端の微妙な厚み、 丸みが読書のストレスになります。 革を一度、3つのパーツに分けて組み合わせることで 一枚革のブックカバーよりもカバー両端の厚みが ミリ単位ですが薄くなり、持ち心地が良いです。 最後にデザインですが、 どんな分野の本でもそのストーリーや 世界観を壊さないデザインを目指しました。 できる限りいらないデザインや形は避けて、 刻印の位置やカバー全体の大きさを 数ミリ単位で何度も試作をして完成しました。 僕が考える最高のブックカバーは 「読書がしたくなるブックカバー」 です。 カバーが重かったり、触り心地、 持ち心地に少しでも違和感があると 読書の邪魔になります。 軽くて美しいブックカバーは 早く次の話を読み進めたい気持ちにしてくれることでしょう。