本藍染め 模様織 テーブルセンター MAT205

細番手で良質の長繊維綿を本藍で濃紺、藍色、薄藍の三色に染め分け、美しい模様柄織りに織り上げました。 NHK大河ドラマ「青空を衝け」の渋沢栄一でもおなじみの、本藍染めは、織作者自身が数年前、茨城県守谷市の藍産地へ直接出向き、藍染め名人の　ご老人に依頼して、その場で建染め染色していただいた綿素材です。 織り上げてからは、数年寝かせ、染料を落ち着かせ定着させてありますが、本藍染めの性質上、染料は、洗うたび色が穏やかに透き通りながら、少しづつ退色して行きます。 おじいさんの仕事着のシャツが、それは美しい青藍色で、「10年洗って着るとこうなるよ、」と、笑っておられたのを思い出します。 藍は還元染料ですので、空気に触れる事で発色し、水を通し何度も洗う事で、その色は鮮やかさを増し、雑味がとれて美しさが冴え渡っていく素晴らしい天然染料です。 日本伝統の天然本藍染めは、虫よけ、まむしよけの効能がありますので、昔から農民、庶民の仕事着として、愛されつづけてきました。（究極のナチュラル素材ですね。） どうか、普段の生活の中で、日々お使いいただき、丁寧に手入れをすることで、何年も末長くご愛用下さったら、とても嬉しく思います。 *掲載写真上の食器は非売品です。 ＊洗濯は、必ず、中性洗剤または水洗いで、個別に、お願いします。