銅版画に雁皮摺りと手彩色
「母さんと砂シャワーしたんだ。何度も何度もだよ!空にはセミの大合唱。それと、ヤシの老木も見ていてくれたんだ。」
上野動物園の母ウタイと子アルンがモデルです。
2021年8月12日(世界ゾウの日)に見た光景をもとに、銅版画を作りました。
子ゾウ・アルン♂はまだ0歳。毎日、母アルンと共に過ごし、いろいろなことを学んでいます。
ゾウが砂浴びをするのは、虫よけや泥(砂)パックをするためなのだそうです。そしてリラックスしているふうに見えます。
ゾウの親子は、ほぼ同時に砂浴びを始めました。
威勢よく砂煙を上げながらとても楽しそうで、思わず観客からも歓声が上がっていました。
準間接飼育の工事をしていたため運動場に出られなかったゾウ達でしたけれど、
この日は久しぶりに外に出られたのだから、嬉しさもひとしおだったことでしょう。
この銅版画は、ハーネミューレという紙に雁皮和紙を糊で貼った上に摺っています。
下絵はモノクロでしたが、テーマが楽しい光景なので、銅版画を摺った後に透明水彩で色を入れることにしました。
ブーゲンビリアの花を描いたのは、以前タイに行ったとき沢山咲いていた光景を思い出したのと、
アルンの両親ウタイとアティがタイからやってきたことを重ね合わせてみたかったから・・♬
ひょろひょろと背高のっぽのヤシの老木も、この時はまだ伐採前でしたが
その後、木の中が空洞になっており危険だとわかり切られることになりました。
現在は、切り株が残っています。
長年上野のゾウたちを見守り続けていたヤシの木でした。
動物園でも、ささやかながら時間の経過と共にいろいろなドラマ繰り広げられています。
2020年~2021年とコロナ禍のなか、2頭のゾウ・アティ(アルンの父)とダヤーの死、子ゾウ誕生、
準間接飼育への方針転換と上野のゾウたちを取り巻く環境が大きく変わってきています。
アルンの成長を喜び、ゾウたちが出来るだけ良い環境で暮らせることを願いながら、これからも銅版画を作ってゆこうと思います。
ハイネミューレ紙に雁皮摺り
作品イメージサイズ 円の直径19㎝
額縁サイズ 28.5×28.5×2.3
重さ 665g
アクリルガラス
円窓マット付き
箱あり
エディションナンバーは3/20
額縁は、フレーム幅1.3㎝
シンプルで落ち着いた色のオークカラーなので、比較的どんなお部屋にも合うと思います。
銅版画に雁皮摺りと手彩色
「母さんと砂シャワーしたんだ。何度も何度もだよ!空にはセミの大合唱。それと、ヤシの老木も見ていてくれたんだ。」
上野動物園の母ウタイと子アルンがモデルです。
2021年8月12日(世界ゾウの日)に見た光景をもとに、銅版画を作りました。
子ゾウ・アルン♂はまだ0歳。毎日、母アルンと共に過ごし、いろいろなことを学んでいます。
ゾウが砂浴びをするのは、虫よけや泥(砂)パックをするためなのだそうです。そしてリラックスしているふうに見えます。
ゾウの親子は、ほぼ同時に砂浴びを始めました。
威勢よく砂煙を上げながらとても楽しそうで、思わず観客からも歓声が上がっていました。
準間接飼育の工事をしていたため運動場に出られなかったゾウ達でしたけれど、
この日は久しぶりに外に出られたのだから、嬉しさもひとしおだったことでしょう。
この銅版画は、ハーネミューレという紙に雁皮和紙を糊で貼った上に摺っています。
下絵はモノクロでしたが、テーマが楽しい光景なので、銅版画を摺った後に透明水彩で色を入れることにしました。
ブーゲンビリアの花を描いたのは、以前タイに行ったとき沢山咲いていた光景を思い出したのと、
アルンの両親ウタイとアティがタイからやってきたことを重ね合わせてみたかったから・・♬
ひょろひょろと背高のっぽのヤシの老木も、この時はまだ伐採前でしたが
その後、木の中が空洞になっており危険だとわかり切られることになりました。
現在は、切り株が残っています。
長年上野のゾウたちを見守り続けていたヤシの木でした。
動物園でも、ささやかながら時間の経過と共にいろいろなドラマ繰り広げられています。
2020年~2021年とコロナ禍のなか、2頭のゾウ・アティ(アルンの父)とダヤーの死、子ゾウ誕生、
準間接飼育への方針転換と上野のゾウたちを取り巻く環境が大きく変わってきています。
アルンの成長を喜び、ゾウたちが出来るだけ良い環境で暮らせることを願いながら、これからも銅版画を作ってゆこうと思います。
ハイネミューレ紙に雁皮摺り
作品イメージサイズ 円の直径19㎝
額縁サイズ 28.5×28.5×2.3
重さ 665g
アクリルガラス
円窓マット付き
箱あり
エディションナンバーは3/20
額縁は、フレーム幅1.3㎝
シンプルで落ち着いた色のオークカラーなので、比較的どんなお部屋にも合うと思います。