ニュアンスカラーなミニリース

くすんだ色合いの小花達や木の実で、ミニリースを作りました。 ニュアンスカラーは、曖昧な中間色で、複数の色味が混ざった様な色合いが、特徴です。 柔らかな色合いですので、全体がぼんやりしない様に、シルエットが印象的な物、作品にメリハリが付く花材を、意識しながら選びました。 同じ種類の花材を、1箇所にまとめて入れる事で、それぞれのお花の個性や存在感を際立たせています。 リース台はラタン製で直径10cm。 まず白いモスを、接着剤とワイヤーのＵピンで固定して、全体に敷きました。 花や木の実や葉は小枝に分けて､1本1本ワイヤリングして、リースに挿す位置を決めます。花同士や木の実同士が隣り合わない様に、色味もバランス良く入る様に、順番を決めました。挿す時は、接着剤で固定します。 花材は、ソーラーローズミニ・ボアプランツ・ナンキンハゼ・ワイルドベリー・ブバリアピック・ミニクラスターベリーピック・ラフィネールカラーアゼリアミックス・ブランチホワイトです。 ソーラーローズ(白いミニバラの様な小花)は、ソラの木の皮を薄く剥いた芯の部分を、乾燥させて作られた、作り花だそうです。1本ずつ職人さんの手作りで、本物のお花みたいに可愛いですね。 濃いピンクのボアプランツと､松ぼっくりとブランチホワイト(白い小枝)がドライ、その他は質の良いアーティフィシャルフラワーを使いました。 たくさん素材が入っていますが、ニュアンスカラーのお陰でケンカせず、ふんわり馴染みました。間を埋めているモスで更に、優しい雰囲気が出せたかなと思います。 松ぼっくりや白い小枝で、ちょっぴりクリスマス感も意識しつつ、これだったら1年中飾れそうですね。 下げるフックは付けておりません。上下も決めていないので、お好きな向きに、お飾り下さい。押しピンで飾れます。 色々思い描いて作ってみると、期待したほど可愛くならず、ボツにする事も多々ある私ですが、このリースはイメージ通り、可愛く出来上がりました♫ 小振りですが、手のひらに乗せて眺めていると､心がじんわり温かくなります。 お部屋やドアに、ちょこんと飾って頂けたら嬉しいです。プレゼントにも出来る様、ラッピングしてお届け致します。