Sirius gateway(シリウスのゲート) 【キャンバス・アート】

シリウス星に想いを馳せ、見てきたヴィジョンを表現しました。 そこは、幾何学と有機的なものが融合する場所。 バーバパパみたいに常に変容を遂げる世界。 観測するとそのように“ふるまう”、まさに量子力学の世界。 そして、“何か”は存在するのだが、 見るまで、観測するまでは、物質と化さない波。 その認識されない波と、認識し形成された有機物質の世界。 その“ふるまい”の世界を、私なりに表現してみました。 有機的なシリウスのゲートは、アラベスクのように流線的でたおやかに美しく、 時にいろいろな形状に変化しながら、異次元の宇宙へと誘います。 中央のステップを一段一段上りアラベスクのゲートを潜ると、 そこにはたくさんのクリスタルの泉。 泉の中央部分は三次元地球へのポータルとなり、地球に降りていく際に、星雲図の座標から生年月日、生まれる環境などを、地球で生きていくためのブルーシートとして選択します。 宇宙に貼りめぐらされた星雲図の座標は、糸を貼って表現しました。 キャンバス上部の部分に、アルコールインクアートで、金、パール、シルバー、コバルトブルーを追加。 そして、アーチの部分上部の装飾模様は、胡粉を盛り上げて表現しました。 大自然と融合させたらどんなだろう〜と思い、天気の良い日に絵を外に連れ出して撮影してみました。 思いのほか自然と溶け合い、面白いケミストリーが生まれました。 張りキャンバス F10号 530×455mm アキーラ絵の具、コピック、アルコールインク、ジェッソ、胡粉