大谷石と国産杉材でつくったねこのベッド（ナチュラル）

まもなく夏が来て、ねこたちがコンクリートや石だたみのうえでコロコロ、ウトウトはじめます。室内など安全な場所で石の感触を楽しんでもらうため、大谷石でねこのベッドをつくりました。夏にはひんやり、冬にはあたためればポカポカになります。 人間のベッドとおなじ構造ですので床下の通気性も確保しており、石板じか置きとくらべると湿気や汚れの影響が軽減されます。床板となる大谷石には消臭効果の高い粗めの石材をえらんでいます。またペットの安全のため仕上げは研磨と水洗のみとし、耐候薬品などはつかっておりません。 ベッドがねこたちの憩いの場になってくれたらと思いますが、まあ、じっさいのところはかれらの気分次第ですよね。不幸にしてねこさんのお気に召さなかった場合は、ドールのベッド、小さな飾りテーブルなどとしてご利用ください。 仕様 床面　中目大谷石　30mm厚 宮　国産杉集成材 梁　国産杉無垢材 塗装　　なし 縦　約56cm 幅　約30cm 高さ　約30cm 重さ　約５kg 使用上のご注意 大谷石は衝撃に弱いので取り扱いにご注意ください。とくに本品は強化剤や表面硬化剤を使用していないため、若干のもろさがあります。割れてしまった場合は木工ボンドで接着できます。 お手入れ 石部 歯ブラシなどをつかい水かぬるま湯で洗い流し、太陽光で十分に乾燥させてください。 大谷石はゼオライト成分を多量にふくむ多孔質のため、もともと汚染物質を強力に吸着、固定する性質があります。むりに洗剤などをつかう必要はありません。 木部 水かぬるま湯で洗い流し、日陰で十分に乾燥させてください。菌の増殖などが見られた場合は市販の漂白剤または消毒用エタノールなどを、薬品の指示にしたがってご使用ください。 経時変化について 石も木も時間とともに色調がかわります。ご了承ください。 大谷石とは？ 大谷石は宇都宮市西部の大谷地区からとれる凝灰岩です。 およそ2000万年前の海底火山の噴出物がかたまり、500万年くらい前に地上にあらわれたと考えられています。軽くてやわらかく加工が容易、耐震性、耐火性にすぐれるという特徴があります。おもに建材として利用されてきましたが、最近ではあたたかみのある質感が装飾品として、また、多孔質でゼオライトを多く含む特徴が吸着剤として注目されています。