コロッと三つ折り財布№2　牛ヌメ革モストロ kimidori

牛ヌメ革モストロを使用して、コロッとしてかわいいフォルムの、ボックス型コインケースの付いた三つ折り財布を製作しました。 モストロは植物タンニンなめしのヌメ革を染料で染めた後、一枚一枚手塗りでワックスを塗り込み仕上げた革になります。 使い始めは表面が白っぽいですが、徐々に表面のワックスが革の内部に染み込み、輝くほどの艶が出てくると同時に手触りもなめらかになってきます。激しくエイジングをする革になります。 革は柔らかめの革になります。 最大の特徴は、大容量のボックス型コインケースです。開いたときのコインの探しやすさは抜群で、コンパクト財布の小さい小銭入れが心配！という方にもご満足いただけます。コインケースを開いたときに、前後左右に動かしても落ちません。コインを見やすく使いやすくするために、少し大きめにしています。たくさんコインを入れすぎると財布を閉めにくくなりますが、見やすいためコインはたまりにくいと思います。テストで100円を入れてみると、25枚入りました。 カード入れ部分はマチの部分を前回の財布よりも、少し小さくして、開きすぎないようにしました。カード枚数は少し少なくなり、5枚ほど入る仕様になりました。閉じたときに横からカードが見えないので、すっきりしました。 お札入れ部分にも拘りました。 お札の出し入れがしやすいように片側がオープンタイプにしました。お札の量も15枚は入れることが可能です。 前回の財布よりも使いやすくするために、札押さえ部分を少しカットして開きやすいようにしました。 財布を閉じたときのフォルムが、丸みを帯びていて、コロッとしてかわいくなっています。その丸みがあるおかげで、お札に三つ折り財布によくある、折り癖が少なくなりますので、お札も使いやすくなっています。 コンパクト財布に拘って製作しましたが、コンパクト財布、ミニ財布、だけにならず、大容量、扱いやすさを忘れない、ギリギリを狙って製作しました。 どっちつかずと言われればそうかもしれませんが、だからこその使用感、満足感を味わって頂ければありがたいです。 革の切り端のコバと言われる部分は、専用の仕上げ剤を使用して、磨き仕上げをさせて頂きました。 型紙製作、縫製、カット、すべて手作業でさせて頂いております。 このままの革でよろしければ、日数はかかりますが、左利き対応もさせて頂きます。 ご興味やご質問等ございましたら、メッセージをして頂けましたら、対応させて頂きます。 ご検討、よろしくお願いいたします。