藤をモチーフに作成した刺繍リースです。
ご家族の誕生花が藤とのことで、藤の刺繍リースを飾りたいとのご依頼でした。
夏頃に花を咲かせる藤。
薄紫色の小花を咲かせた房が垂れ下がる藤棚は、神秘的な雰囲気を醸し出します。
暑い初夏の熱気も、涼しげに揺れる藤の周りでは落ち着いているような気さえします。
そんなしっとりとした藤の花の美しさに目を奪われますが、私が面白いなと感じるのは、幹や葉っぱ、ツタの表情です。
特に幹の力強いうねりは強い生命力を感じ、天に向かって伸びていく様は、垂れ下がる繊細な花房とのコントラストが藤の魅力だと思います。
ですので、私が表現する藤は、メインを花房にし、それを幹がしっかり支えているような構成にしたいと考えました。
藤と聞いて連想する藤棚の、奥行きのある風景をリースにも取り入れたく、蔦と葉をそれぞれ少しずつ花に重ね合わせました。それにより前後の差が出て遠近感が生まれて、奥行きを感じさせるようにしています。
刺繍は平面的ですが、このレイヤー効果で立体的な作品に仕上がっています。
藤の色味は、葉っぱの緑とコントラストの強い薄紫色を選び、パッと目に入るような淡く明るい色味を選びました。
それだけだと地味で目立たないので、重なっている葉っぱは黄〜緑を幅広く取り入れてエネルギッシュさを出しました。
葉っぱは藤の花に隠れてあまり見えないので、生命力を少しのぞかせているくらいのボリューム感がちょうどいいと考えています。
刺繍のパーツは直径18cmの刺繍枠に、透明のテグスで縫い付けて固定しています。
とても軽い作品で、壁にかけたりイーゼルなどに立てかけたり、幅広い場所で飾って鑑賞していただけます。
蒸し暑い日は、クーラーの効いたお家でゆったり藤を眺めて涼を味わってください。
藤をモチーフに作成した刺繍リースです。
ご家族の誕生花が藤とのことで、藤の刺繍リースを飾りたいとのご依頼でした。
夏頃に花を咲かせる藤。
薄紫色の小花を咲かせた房が垂れ下がる藤棚は、神秘的な雰囲気を醸し出します。
暑い初夏の熱気も、涼しげに揺れる藤の周りでは落ち着いているような気さえします。
そんなしっとりとした藤の花の美しさに目を奪われますが、私が面白いなと感じるのは、幹や葉っぱ、ツタの表情です。
特に幹の力強いうねりは強い生命力を感じ、天に向かって伸びていく様は、垂れ下がる繊細な花房とのコントラストが藤の魅力だと思います。
ですので、私が表現する藤は、メインを花房にし、それを幹がしっかり支えているような構成にしたいと考えました。
藤と聞いて連想する藤棚の、奥行きのある風景をリースにも取り入れたく、蔦と葉をそれぞれ少しずつ花に重ね合わせました。それにより前後の差が出て遠近感が生まれて、奥行きを感じさせるようにしています。
刺繍は平面的ですが、このレイヤー効果で立体的な作品に仕上がっています。
藤の色味は、葉っぱの緑とコントラストの強い薄紫色を選び、パッと目に入るような淡く明るい色味を選びました。
それだけだと地味で目立たないので、重なっている葉っぱは黄〜緑を幅広く取り入れてエネルギッシュさを出しました。
葉っぱは藤の花に隠れてあまり見えないので、生命力を少しのぞかせているくらいのボリューム感がちょうどいいと考えています。
刺繍のパーツは直径18cmの刺繍枠に、透明のテグスで縫い付けて固定しています。
とても軽い作品で、壁にかけたりイーゼルなどに立てかけたり、幅広い場所で飾って鑑賞していただけます。
蒸し暑い日は、クーラーの効いたお家でゆったり藤を眺めて涼を味わってください。