木彫りのくま　[野生のたまご]

彫り跡を残して仕上げた、たまご型の動物シリーズ［野生のたまご］ まるっとした、たまご型のくまを彫りました。 木ならではの質感を生かすため、着色はせずシンプルに仕上げています。 －－どうやって作ってるの?－－－－－－－－－－－－ 使うのは木工所などから購入した無垢材の端材。 のこぎりで大まかなカットをしてから、1匹ずつ丁寧に彫り上げます。 体部分をまるっとした、たまご型に仕上げるよう、いろんな角度からチェックして微調整します。 目はウッドバーニングで表面を焼いて表現しています。 最後の仕上げは蜜蝋クリーム。 木目を際立たせながら表面を保護しています。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 1匹ずつ木目や彫り跡が違う、唯一無二のものとなっております。 名前と番号をつけておりますので、オプションよりお選びください。 ぜひじっくりご覧いただき、あなたにとって最高の1匹をお迎えくださいね。 ちなみに名前は、はちみつの種類から名付けました。 ＜使用樹種＞ スプルス材 ＜サイズ＞ 直径　約2.9ｃｍ×高さ　約3.3ｃｍ（しっぽ含む） ＊2匹セットではありません。1匹のお値段となっております ※経年変化により少しずつ色が濃くなっていきます。木ならではの味わいとしてお楽しみいただけますと幸いです。 ＊＊ ここからは作品説明というより作家個人が思う、くまの魅力などについて語っています。 くま好きな方、どんな人が作っているか気になる、という方はお読みいただけると幸いです。 動物の知識についてはまだまだ勉強中ですので、あくまで一個人の考えとしてご覧ください。 くまというと見た目から「肉食」「強そう」というイメージですよね。 実際は種類にもよりますが、意外と木の実や果物、樹皮など植物性のものを多く食べているそうです。 それでどうやってあの大きな体が維持できるのか？ 不思議に思います。 あの体で小さな木の実を食べている姿を想像すると、かわいらしいですよね。 くまと言えば冬眠(冬籠り)のイメージがあります。 ただ眠っているだけかと思っていましたが、実は冬眠中のくまは出産、子育てをしているそうです。 出産してミルクをあげるなんて、とても体力を使うこと。 いくら秋に蓄えたとはいえ、絶食状態で代謝を落とした中、たった1匹でそんな大仕事を行うなんて、すごいですよね。 冬眠中の出産は、赤ちゃんを外敵に襲われる心配がないなどメリットがあるそうです。 いくらメリットがあるとは言え、母ぐまの体力と蓄えから長期的にエネルギーを作り出す体の仕組みに驚きました。 人間はたくさん食べたり寝て蓄えたつもりでも、翌日にはお腹が空いたり疲れますよね。 比べるのもおこがましいですが、動物たちのたくましさは本当に尊敬します。 あと、くまと言えばはちみつ好きなイメージもあります。 お話の世界かなと思っていたのですが、実際に好んで食べるそうです。 ある動物園では薬を飲んでもらう必要があるときに、はちみつを使うと言っていました。 今回のくまはシロクマ、ツキノワグマ、ヒグマなど種類を特定せず、イメージとしての一般的なくまという形で作りました。 もっと勉強してそれぞれの種類をデフォルメしつつ、伝わるように表現できるようになりたいと思っています。 ここまでお読みいただきありがとうございます。 くまの魅力、伝わりましたでしょうか？ 木彫りのくまであなたの毎日に小さなほっこりを。