【受注製作】mikaduchi pierce / silver925

【mikaduchi】 闇が漂う 我カミなりと 光が暗きを切り裂く 思い出せ 自分は何者だったのかを 【製作記】 頭にパッと浮かんだデザインだった。 製作に早速取り掛かり 原型を作っている際に なぜか縄文人に自分がなっている風景をみる その風景は穏やかなものだ その次に『魔除け』と言う感覚が降りてくる そうか、このピアスは魔除けの役割なんだ そんな風に、見えない世界から 物質へとピアスが出来上がっていく 『縄文ピアス』 そんな風に愛称で呼びながら製作は続いた 私の製作はいつもこんな感じで 感覚に全てを運んでもらう そのため感覚が動かない際には進まず 何とも現代人から見れば生産性が低く変な人に見えるだろう 完成し、写真撮りまで終えたあたりで 何かが違うとピアスをよく眺める 『マットな質感に』と感覚が来て 鏡面にピカピカに磨き上げたものを マットに加工し直し完成した 名前もピアスに聞く 『ミカヅチ』と言うワードが降りて 早速調べると「タケミカヅチ」と言う 古代の神が上がってきた 意味を調べると 「建」は「勇猛な」 「御」は「神秘的な」 「雷」は「厳つ霊（雷）」の意で 名義は「勇猛な、神秘的な雷の男」とする説がある。 雷神、かつ剣の神とされているそうだ。 この頃、自分の内側との葛藤を繰り返して 心の暗闇からすっと抜けたタイミングだった シルバーの歴史も アクセサリーとしてよりも 昔の人々はお守りの役目として 大切に身に纏ってきたものだ 現代、心が揺るぐような中で メッセージや祈りを mikaduchiピアスを作る過程で また託されたように思う 魔を祓い除ける ささやかなお守りになるように 祈りと愛を込めて 【素材】 silver925 【サイズ】 本体:w2×d0.3×h3.9cm ポスト:1.3cm