賑やかな イチゴたち フリルBlack（指穴つき）

こちらの商品はシェットランドウール（*1）100%の手袋（ミトン）です。 “寒さを楽しむ”をコンセプトに、手元を見るたびウキウキ。 寒くてもポケットから手を出したくなる 手を振って歩きたくなる 歩くのが楽しくなる そんなお手伝いができたら、という思いで制作しております。 　見ているだけで幸せな気分になれるイチゴを、賑やかに編み込みました。 このデザインは、昔読んだロシアの詩人サムイル･マルシアーク原作の『森は生きている　12月のものがたり』から6月の話からイメージしました。 あらすじは、継母の言いつけで吹雪の中、森に苺を摘みに行かされた少女が、森の中で、焚き火を囲む12人の妖精と出会います。6月の妖精の不思議な力で、冬の森に春が訪れ、苺を摘んで帰ることができたというお話です。 温かい春を待ち望む気持ちを散りばめました。太陽の光が恋しい季節に、手元から華やかさを感じていただけたらと思います。 一点いってん豊かに時間を使って、丁寧に作りました。 手間暇をかけることは私にとって豊かな時間です。 上質な素材で作りあげ、身につけていただくことで同じ豊かな時間の流れを感じてもらいたい。 永く使っていただける豊かな人生のおともに。 《デザインの特徴（指穴）》 ・ 手袋は紀元前から作られ、気候や生活様式に合わせ少しずつかたちを変え各国の伝統の 中で愛されてきました。そこに、今の日常生活に合うよう指穴を作り、スマートフォン の操作や細かい作業が行いやすいよう、その都度手袋を脱がなくても良いようにしまし た。指を出さない時は、蓋が閉まるようになっているので、冷たい風を防ぎます。 ・寒さから手を守ってくれると共に、頻繁な着脱による紛失を減らせることになります。 ・毛糸の色の数だけ横に糸が渡るので、手袋に厚みが増し風を通しにくくなります。 ・手首より少し長めなので、服の袖の上から被せてはめると温かさが保たれ、見た目も華やかです。薄手のアウターでしたらその上から、コートのでしたら袖の中から覗かせて も素敵です。 他にはないデザインが目を惹き、個性を演出していただけると思います。 手首のふちにフリルをあしらい、可愛らしさをプラスしました。手首まで少し長めなので服の袖が長い時は袖の上から被せると、温かさが保たれ可愛いです。また、細い糸で編んでいるので、はめた時に少しゆとりがあります。 《素材》 ・ジェミーソンズのシェットランドウール（*1）を100%使い、軽く吸湿放湿に優れていますので温かさを保ちます。また、色の数だけ横に糸が渡り、厚みを増すので風を通し にくく暖かいです。 ・使うほど手に馴染み、洗うほど少しずつフェルト化（*2）しさらに風邪を通さなくなりますので、それもお楽しみいただければと思います。 《お手入れ方法》 ・ご自身でお洗濯される時は、粉石鹸をひとつまみ少量の水でよく溶かした水で、軽く押 し洗い。脱水。ためすすぎ2回。2回目はクエン酸（お酢も可）小さじ1杯を加え 1回目 と同様の手順ですすぎます。最後に形を整え平置きで陰干していただけると、長く綺麗に お使いいただけると思います。 ・毛玉が気になる時は、引っ張らずはさみでお切りください。 ※詳しいお手入れ方法をおつけします。 *1シェットランドウール 　イギリス最北端の諸島、シェットランド諸島で飼育されているシェットランド･シープで、厳しい寒さと湿度、海風が強く食料が少ない自然環境の中で育つので、その毛質はとても軽いのに弾力性、耐久性があり、暖かいのが特徴です。シェットランドウールは英国羊毛の中でも柔らかく光沢感があります。 また、羊の中でも体が小さく、産毛量が少ない貴重な原料として知られ、毛玉ができにくいという特徴もあります。 *2フェルト化 　毛糸の性質で使用しているうちに、毛糸の繊維が絡まり合って馴染み、風を通しにくいフェルトのような風合いになります。