ハンドメイドマーケット minne(ミンネ)
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おやゆび姫

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昔、あるところに、子供のいない女性がいました。 女性が魔女からもらった種を植えると、チューリップに似た花の中から小さな女の子が現れたのです。 親指ほどの大きさのその女の子は、親指姫と呼ばれました。 あるとき、親指姫を見つけたヒキガエルが、眠っている親指姫をベッドごとさらってしまいます。 親指姫を気に入ったヒキガエルは、親指姫を息子の結婚相手にするというのです。 醜く「ゲロゲロ」と鳴くばかりのヒキガエルとの結婚なんて嫌だと、親指姫が泣いていると、かわいそうに思った魚や蝶が、助けてくれました。 親指姫の乗るスイレンの葉の茎を切り、葉を引っぱり遠くへ運んでくれたのです。 しかし、今度はコガネムシがやってきて、親指姫をさらってしまいます。 親指姫をとても美しいと思ったコガネムシでしたが、仲間のメスにはその人間のような容姿をけなされました。 すると、コガネムシは親指姫を花の上に置き去りにしていってしまったのです。 1人になった親指姫は、夏は自然の恵みをうけ元気に暮らしていました。 ところが、冬になると食べ物はなくなり、寒さで今にも凍え死んでしまいそう。 弱り切った親指姫が、一軒の家に助けを求めると、野ネズミのおばさんが優しく迎え食べ物をくれました。 親指姫は、野ネズミのおばさんの家で穏やかに暮らし始めます。 そんなある日、野ネズミのおばさんは親指姫に隣人のモグラを紹介します。 「モグラさんは、お金持ちで立派なコートを着ているの。あなた、彼と結婚するといいわよ。きっと幸せになれるわ。」 太陽や花を悪く言うモグラと結婚なんて、親指姫は考えられませんでしたが、モグラはすっかり親指姫のとりこ。 モグラの家と野ネズミのおばさんの家をつなぐトンネルには、死んだツバメが横たわっていました。 不憫に思った親指姫が、ツバメの体に毛布をかけあたためてあげると、ツバメは動けるようになったのです。 回復したツバメは、親指姫に一緒に遠くへ飛び立たないかと誘います。 でも、ツバメにまだ体力がないと知っていた親指姫はその誘いを断り、ツバメを見送りました。 その後、モグラとの結婚の日が近づき、親指姫は悲しみに暮れるのでした。 アンデルセン童話・親指姫の最後の結末は? ついに、モグラとの結婚当日。 最後に太陽の光を浴びておこうと親指姫が外へでると、そこにあのツバメがやってきます。 「今度こそ、一緒に南の国へ行きましょう。」 親指姫は、ツバメの背中に乗り南へと旅立ちました。 あたたかく、花が咲きほこる国へ着くと、ツバメは親指姫を花の上へのせました。 そこには、親指姫と同じくらいの大きさの、背中に羽のある男性がいたのです。 男性は花の妖精の国の王さまでした。 「なんて美しい人だろう。」 そう言って、王さまは親指姫にプロポーズ。 王さまと結婚した親指姫は、花の精の国で幸せに暮らしたのでした。
昔、あるところに、子供のいない女性がいました。 女性が魔女からもらった種を植えると、チューリップに似た花の中から小さな女の子が現れたのです。 親指ほどの大きさのその女の子は、親指姫と呼ばれました。 あるとき、親指姫を見つけたヒキガエルが、眠っている親指姫をベッドごとさらってしまいます。 親指姫を気に入ったヒキガエルは、親指姫を息子の結婚相手にするというのです。 醜く「ゲロゲロ」と鳴くばかりのヒキガエルとの結婚なんて嫌だと、親指姫が泣いていると、かわいそうに思った魚や蝶が、助けてくれました。 親指姫の乗るスイレンの葉の茎を切り、葉を引っぱり遠くへ運んでくれたのです。 しかし、今度はコガネムシがやってきて、親指姫をさらってしまいます。 親指姫をとても美しいと思ったコガネムシでしたが、仲間のメスにはその人間のような容姿をけなされました。 すると、コガネムシは親指姫を花の上に置き去りにしていってしまったのです。 1人になった親指姫は、夏は自然の恵みをうけ元気に暮らしていました。 ところが、冬になると食べ物はなくなり、寒さで今にも凍え死んでしまいそう。 弱り切った親指姫が、一軒の家に助けを求めると、野ネズミのおばさんが優しく迎え食べ物をくれました。 親指姫は、野ネズミのおばさんの家で穏やかに暮らし始めます。 そんなある日、野ネズミのおばさんは親指姫に隣人のモグラを紹介します。 「モグラさんは、お金持ちで立派なコートを着ているの。あなた、彼と結婚するといいわよ。きっと幸せになれるわ。」 太陽や花を悪く言うモグラと結婚なんて、親指姫は考えられませんでしたが、モグラはすっかり親指姫のとりこ。 モグラの家と野ネズミのおばさんの家をつなぐトンネルには、死んだツバメが横たわっていました。 不憫に思った親指姫が、ツバメの体に毛布をかけあたためてあげると、ツバメは動けるようになったのです。 回復したツバメは、親指姫に一緒に遠くへ飛び立たないかと誘います。 でも、ツバメにまだ体力がないと知っていた親指姫はその誘いを断り、ツバメを見送りました。 その後、モグラとの結婚の日が近づき、親指姫は悲しみに暮れるのでした。 アンデルセン童話・親指姫の最後の結末は? ついに、モグラとの結婚当日。 最後に太陽の光を浴びておこうと親指姫が外へでると、そこにあのツバメがやってきます。 「今度こそ、一緒に南の国へ行きましょう。」 親指姫は、ツバメの背中に乗り南へと旅立ちました。 あたたかく、花が咲きほこる国へ着くと、ツバメは親指姫を花の上へのせました。 そこには、親指姫と同じくらいの大きさの、背中に羽のある男性がいたのです。 男性は花の妖精の国の王さまでした。 「なんて美しい人だろう。」 そう言って、王さまは親指姫にプロポーズ。 王さまと結婚した親指姫は、花の精の国で幸せに暮らしたのでした。

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たて×よこ×高さが 4cm×5.8cm×1.5cmです。

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    デキル女は朝活をする

    作家・ブランドのレビュー 星5
    届きました\( ˆoˆ )/❤️すごく可愛いです!♪この春をますます楽しめます!🌷🕊️☀️いつも迅速で丁寧で温かいご対応を誠にありがとうございました🍀
    2024年4月25日
    by yama18kuma24
    スタジオ一馬力さんのショップ
    スタジオ一馬力からの返信
    ご丁寧にどうもありがとうございます! 😊今後も精進していきたい所存です!
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