─❅蜘蛛の糸の後❅─ ラペルピン Après le fil d'araignée アプレ ル フィル ダレニエ

ご覧頂きありがとうございます！ こちらは Charmant Chambre （シャルマン・シャンブル）の作品です。 ♢♢テーマイメージ♢♢ 池に浮かぶ蓮華、静かに広がる水の波紋 淡く空にかかる、細い細い銀の線 水面も揺らす微風にわななく蜘蛛の糸は 溶けて消えてしまいそうに儚く美しい 世界の罅を描いたように 何かの手により線を引き宙を渡り ふつりと途切れてしまったその先は 何処へ行ったのか 何処にも行けなかったのか 静謐な空白がしたたるように降り積もる 花影に揺らめく水面の輝きだけがずっと 眼裏に残っている ♢♢作品説明♢♢ 夏休みの読書感想文の対象としても度々取り上げられる短編小説「蜘蛛の糸」は、1918年、芥川龍之介が26歳頃に発表した初めての児童文学だそうです。 地獄の底の血の池にいるカンダタにお釈迦様が蓮池から蜘蛛の糸を垂らすこの話は、覚えている方も多いのではないでしょうか。 蜘蛛の糸の最後のシーンでは、何も変わることのない極楽の昼間の景色描写で終わります。 中央が高くなった立体的なスカシパーツを花に見立てて、シルバーカラーの蜘蛛の巣のメタルパーツを組み合わせて、蜘蛛の糸のお話が終わった後に残った景色をイメージさせるようなピンブローチにいたしました。 スカシパーツの中央にはグラデーションカラーのガラスビーズが入っているので、ガラス特有の潤んだ輝きとその色合いが見えます。 オーロラ加工の半透明スパンコールは、角度によって緑やピンクに色を変えて見えます。抜け感のある爽やかなきらめきが、蓮池の水辺を思わせます。 スパンコールの間には細い繋ぎパーツを入れ、蜘蛛の糸が伸びているようなデザインにしています。 襟元に刺してラペルピンとして、帽子や鞄に付ければハットピンに。スティックピンも様々な使い方ができます。 留め具は先端のつまみ部分を引っ張ると外れる仕組みです。「ハットピン 外し方」などのキーワードで検索すると分かりやすいと思います。 蜘蛛の糸は、決して幸せな結末ではありません。それでも長年に渡り大人も子供も読み続けてきたのは、心に残るものがあるからでしょう。 アクセサリーを身に着けて、素晴らしい文学に触れる楽しさを思いながら出掛けてみませんか？ ＊素材 スカシメタルパーツ、ガラスビーズ、スパンコール、レジン、金具 仏教の“蓮華”→睡蓮と蓮の総称 蓮華草はまた別の植物 フラワー　ボタニカル　グリーン　ゴールド　和風　陀多（カンダタ）は一発変換できなかった　読書の秋 贈り物　ギフト　ドレスアップ　お出かけ　誕生日　バースデー　記念日　お呼ばれ　二次会　デート　パーティー　イベント　オシャレ　お洒落　ワンポイント　かわいい　きれい　綺麗　キレイ　大人女子　乙女