流木のキッチンスツール

〈シーサイドストーリー〉 　海岸で大変綺麗な流木を見つけました。大雨や洪水で野山の川から流されて来たのでしょうか、根元が付いた状態の木です、流されてまだ間がないのか、樹皮に覆われていますが、所々に剥がれた間から、白い幹の部分が見えます。樹皮を丁寧に剥がすと若干の黒ずみもありますが、白くて綺麗な表面です。そしてわずかに湾曲しながらほぼ真っ直ぐに長く伸びています。又、近くの防波堤のテトラポットには長細い板や角材が打ち上げられていました。一部に釘で打ち付けられて直角に繋がっています。よく見ると倉庫で荷物を載せる木製パレットのようです。トラックやタンカーの積荷にも使われています。壊れて捨てられたのでしょうか。板材は釘を抜いて表面をペーパーやすりで磨くと、これも白くて綺麗な木目が出て来ました。 　真っ直ぐ伸びた枝は60cm.に4本、綺麗な木目の板材は25cm.で2枚を それぞれ切り分けました。その他、Y字の小枝も用意して、これらを組み合わせると、高さ60cm.の腰かけができました。キッチンスツールにしてはどうでしょう。白を基調にした美しいフォルムです。 大変申し訳ございません。この作品は過去にないほど出来栄えが良いと思います。この作品をお手本にさらに良い物を作りたいと思います。そのためこの作品は暫くの間「展示品」とさせて頂きます。同等品が出来上がるまでしばらくお待ち願います。又、オーダーメイドも承ります。メッセージにてお気軽にお問合せ下さい。