【干支飾り】お着物へびちゃん

昔から蛇は、神様のお使いと言われておりました。縁起のよい蛇にお着物を着せました。 布地は、　最高級の正絹ちりめんを使用し、水引で作った紅白の梅の花を持たせました。梅の花は、縁起の良い花としても知られておりますので、梅の花を持たせ、華やかさと縁起を担ぎました。 　　　 へびは、愛らしいお顔に仕上げるため、目を大きくし、頬紅をつけました。 【サイズ】 袖から袖（横の長さ）18㎝、縦9㎝、高さ11・5㎝ その昔は、ちりめん細工は残り布を大切にする心、美的感覚、手先の器用さなどを身につける手芸で、日本女性の教養の一つでもありました。それは、現代にも通じるSDGｓの目標の中にも含まれていますね。 この縮緬(ちりめん)は細やかな｢しぼ｣をもつ優しい絹織物で、日本の着物の材料として古くから愛好されてきました。この蛇も着物をほどいて洗い、作ったものです。物を大切にする心や針仕事の温かさをお伝えできれば幸いです。 干支の置物は、１年間飾っておくことができるそうです。そして、１２年後に繰り返し飾ることで運気がパワーアップする、という考え方もあるそうです。現代のレーヨンちりめんとは異なる上質な優美なものですので、ぜひ、大切に飾っていただき、繰り返しお使いいただけると嬉しいです。また、蛇は、金運を運ぶと言われておりますので、干支飾りにこだわらず、金運の置物として飾っていらっしゃる方も少なくないようです。本物の正絹ちりめんですので、末永く飾っていただけたら幸いです。 ご覧いただきありがとうございます。